2017年、メディアをめぐる白熱のポイントを展望する―藤村厚夫氏(スマートニュース)

「Medium」の広告収益モデルからの撤退の衝撃

上述のような、高品質を旨とするメディアが継続可能な事業モデルとなるための取り組みは、依然として2017年の大きな課題だ。デジタルメディアにおいては、限られた数のメディアが果敢にペイウォール(有料会員制など、特定の読者に限定して記事の閲読を許すメディア)による収益モデルを追求しているものの、多くのメディアは規模化を追求した上で広告収益を最大化して事業継続をめざすというのが、この十数年の基本的図式だった。

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藤村 厚夫(スマートニュース)
藤村 厚夫(スマートニュース)

90年代を、アスキー(当時)で書籍および雑誌編集者、および日本アイ・ビー・エムでコラボレーションソフトウェアのマーケティング責任者として過ごす。

2000年に技術者向けオンラインメディア「@IT」を立ち上げるべく、アットマーク・アイティを創業。2005年に合併を通じてアイティメディアの代表取締役会長として、2000年代をデジタルメディアの経営者として過ごす。

2011年に同社退任以後は、モバイルテクノロジーを軸とするデジタルメディア基盤技術と新たなメディアビジネスのあり方を模索中。2013年より現職にて「SmartNews(スマートニュース)」のメディア事業開発を担当。

藤村 厚夫(スマートニュース)

90年代を、アスキー(当時)で書籍および雑誌編集者、および日本アイ・ビー・エムでコラボレーションソフトウェアのマーケティング責任者として過ごす。

2000年に技術者向けオンラインメディア「@IT」を立ち上げるべく、アットマーク・アイティを創業。2005年に合併を通じてアイティメディアの代表取締役会長として、2000年代をデジタルメディアの経営者として過ごす。

2011年に同社退任以後は、モバイルテクノロジーを軸とするデジタルメディア基盤技術と新たなメディアビジネスのあり方を模索中。2013年より現職にて「SmartNews(スマートニュース)」のメディア事業開発を担当。

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