データから見る「将来つきたい職業」
前回のコラム
では中高生の悩みは多くが「恋愛」「人間関係」「進路」だという話をしました。そのうちの「進路」については、ラジオ番組内でも取り上げたのですが(1/27放送回にて)、個人的にかなり「ビックリ」な統計が出ていたのでご紹介します。
それが
リクナビ進学ジャーナル
の「高校生と保護者に聞いた!将来就きたい&就いてほしい職業」ランキングです。高校生全体と男子編では、1位と2位が「教師」と「公務員」でした。
女子編では「看護師」が1位。中でも「保護者の就いてほしい職業ランキング」ではさらに高い割合で「公務員」という答えが1位でした。全体の30%近くにものぼります。
このランキングにYouTuberなどが入ってこないあたりが本当に「リアルだな」と感じさせられます。
また、別の統計(中小企業白書)では、起業家の数も緩やかに減少が続いているそうです。
私は多いときは週に2回、「起業したい!」という女子高生や女子大生からの相談を受けます。
起業件数も増えていると思いきや、あまり伸びていないという現状に驚きました。
正直「保守的」とも思える学生たちの進路の結果について、どう見ればいいのでしょうか?
社会と“断絶”させられている高校生たち
おそらくこうした結果を産んでいるのは「社会」「教育」「家庭」の3つが大きく作用すると思っています。
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椎木 里佳(AMF代表取締役社長)
椎木里佳(シイキ・リカ)1997年生まれ。株式会社AMF代表取締役社長。現在、慶應義塾大学文学部に在学中。
女子中高生のマーケティングチーム「JCJK調査隊」を運営し、女子中高生向けのプロデュース事業などを手がけ、株式会社TOKYO GIRLS COLLECTIONの顧問、タグピク株式会社の戦略顧問にも就任。2016年2月には、Forbes ASIAが選定する「30歳以下の世界が注目すべき30人」に選出される。著書に、「女子高生社長、経営を学ぶ(ダイヤモンド刊)」「大人には任せておけない!政治のこと(マガジンハウス刊)」。Twitter:https://twitter.com/rikashiikiamf
椎木里佳(シイキ・リカ)1997年生まれ。株式会社AMF代表取締役社長。現在、慶應義塾大学文学部に在学中。
女子中高生のマーケティングチーム「JCJK調査隊」を運営し、女子中高生向けのプロデュース事業などを手がけ、株式会社TOKYO GIRLS COLLECTIONの顧問、タグピク株式会社の戦略顧問にも就任。2016年2月には、Forbes ASIAが選定する「30歳以下の世界が注目すべき30人」に選出される。著書に、「女子高生社長、経営を学ぶ(ダイヤモンド刊)」「大人には任せておけない!政治のこと(マガジンハウス刊)」。Twitter:https://twitter.com/rikashiikiamf
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