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LEXUS DESIGN AWARD 2017 入賞作品発表

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LEXUSは、全世界の次世代を担うクリエイターを対象とした国際デザインコンペティション、「LEXUS DESIGN AWARD 2017」の入賞作品を2月1日、発表した。

同コンペティションは、豊かな社会とより良い未来をつくり上げる“DESIGN”と、アイデアを生み出す気鋭のクリエイターの育成・支援を目的に、2013年に創設。

第5回目を迎える今回は、世界63カ国から1,152作品の応募があった。

コンペのテーマは“YET” (二律双生)。

これは、相反するものを互いに妥協させるのではなく、調和させることでさらなる高みを目指し、新しい価値や感動を生み出すLEXUSのものづくりのDNAのひとつ。この思想により、 LEXUSは未来のモビリティをかたちづくるデザイン・技術の先見性を見出していくことを目指している。

審査会は、2016年11月に行われ、厳正な審査を経て、入賞12作品が選出された。

その内、4作品の受賞者は、昨年に続きメンターを務める建築家・デザイナーユニットのネリ・アンド・フー(Neri & Hu)、デザイナーのマックス・ラム(Max Lamb)氏、デザイナー・建築家のエレナ・マンフェルディーニ(Elena Manferdini)氏、アーティスト・建築家ユニットのスナーキテクチャー(Snarkitecture)から助言を受け、プロトタイプを制作する。

これらプロトタイプ4作品は、最終選考に残った他の8入賞作品のパネルと共に、今年4 月にイタリア・ミラノで開催されるミラノデザインウィーク2017のLEXUS会場にて、4月3日(プレスプレビュー・授賞式)より9日まで展示される。

入賞者は、会場にて自身の作品についてのプレゼンテーションを行う機会も提供される。

また、会場にて最終審査が行われ、4作品の中から「LEXUS DESIGN AWARD 2017」の頂点となるグランプリ1作品を決定する。

入賞作品の詳細、審査会の様子は、LEXUS DESIGN AWARD 2017公式ホームページに掲載されている。

プロトタイプ4作品は下記の通り。

作品名: HAVING NOTHING, AND YET
POSSESSING EVERYTHING
受賞者: Ahran Won
メンター: ネリ・アンド・フー

最小限の持ち物で、どこでもより豊かな生活を送るためのスーツケース

作品名: PIXEL
受賞者: 吉添 裕人
メンター: スナーキテクチャー

光と影の存在を認識することができる構造体

作品名: PLAYER’S PFLUTE
受賞者: ジア・ウー
メンター: マックス・ラム

楽しみながら学習できる、野菜を使った楽器

作品名: STRUCTURAL COLOR STATIC YET CHANGING
受賞者: Jessica Fügler
メンター: エレナ・マンフェルディーニ

静的でありながら、視点によって可変にも見える構造体

次ページ 「入賞作品」へ続く