自分を変えたくて、未経験からコピーライターを目指した。

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コピーライターになって自分が変わってきた

中島:すべてが想像どおりではないですが、つくづくコピーライターになってよかったと感じます。実は、この仕事がすごく私のことを変えてくれつつあるんです。それは、人のことを知ろうと思うようになったこと。

正直、あまり人のことが好きではなかった。で、そんなふうに考える自分も好きではなかったんです。コピーを書いていると、伝えるべき相手、人のことを知らないとダメです。もっともっと人と人が伝え合い、つながり合い、分かり合えるようになったらいい。社会のためにがんばろう。そんなふうに考えられるようになりました。今は、そんな自分がちょっとずつ好きになって来ています(笑)。

下川さん:そうですね、現在の私は、忙しくやっているところです。今の時代には珍しいかもしれませんが、グラフィックの仕事が多いですね。とにかくカタログはじめ、なにからなにまで、たくさん書いています。大きいクライアントも担当させてもらっています。Webではなく、グラフィックは、コピーライティングの基本を学べるので骨身を削る覚悟でやっています。将来、もっともっと成長したいので、今はまだまだ勉強中ということだと思います。

黒澤:では最後に、未経験からコピーライターを目指そうと考えている方に、アドバイスをお願いします。

下川:意外となんとかなる。が、贈る言葉です(笑)。未経験からいきなり、すごいコピーを書くコピーライターになれるわけじゃない。そんなふうに思わずに、すごいの手前を着々と目指してゆけば、なんとかなる気がします。小さいことから始めて、だんだん大きくしてゆく感覚でしょうか。

中島:なぜ、コピーライターになりたいのかという気持ちを確かめながら挫けずに進むことが大切だと思います。自分が目指す方向性やアウトプットを逆算してゆく。そうして、今自分に足らないものを見つけて、そこを勉強してゆく。勉強と言えば、黒澤さんの「これから、絶対、コピーライター」読みました。

最後の章で、コピーライターの未来の話が小説で書かれていてすごく興味を持ちました。ああ、未来はこうなるのかなぁ、と。自分も未来に向かって進んでいくんだな、今足りないものはなんだろうと考えるきっかけにもなりました。

黒澤:そう言っていただき、ありがとうございます。コピーライターの先輩として、未来へ向かってゆく、今後のふたりの活躍をお祈りしています。AIの世界になって、ますます人間の心や感情や知性に訴えるコピーライティングが求められていくんだと思います。またお会いして、コピー談義に花を咲かせたいですね。今日は貴重な時間をありがとうございました。

中島下川:こちらこそ、ありがとうございました!

これから、絶対、コピーライター
博報堂で、長年にわたりクリエイティブ人材の、採用・発掘・育成に努めた著者が、門外不出であったコピーライターになるための方法を初公開。「コピーライターになる人は、特別な才能や、資格を持っている人?」。そんな多くの誤解を解きつつ、コピーライターのイキイキとした実像を明らかにします。コピーのツボを、例題を解きながら教えてくれる「ツボ伝ツイート」も。就職者、転職者、必読のコピーライター入門、決定版。

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