かつて「プール　冷えてます」や、「史上最低の遊園地。」などの広告で1980年～1990年代に大きな話題を生んだ、としまえん。これらの広告を手掛けたのは、現・博報堂 チーフクリエイティブオフィサーの宮崎晋氏だ。4月19日、その宮崎氏が久々に手掛けた、としまえんの新聞広告が掲載された（朝日新聞東京本社版朝刊・全面）。

本広告は、としまえん内にある回転木馬「カルーセル エルドラド」が製造から110周年をを迎えることを記念し、企画されたもの。「エルドラド」は1907年にドイツで製造された後、米・ニューヨーク・コニーアイランドにある遊園地「スティープルチェイス」で1911年～64年の間、設置され、その後1969年にとしまえんが購入し、日本へやってきた。

第26代大統領・セオドアルーズベルト氏が実際にこのメリーゴーランドに乗ったという記録があったり、マリリン・モンローがコニーアイランド近くに住んでいたという記録があったことなどから、広告には二人を起用した。

宮崎氏は「ちょこちょことこの間もつくらせていただいていましたが、久しぶりにとしまえんさんの新聞広告をつくりました」とコメントしている。

3月24日から西武線沿線の交通広告を中心に、ティーザー広告を展開。2017年4月21日より本広告が掲載開始となるが、今回の新聞広告はティザーと本広告の間をつなぐ、特別バージョンとなる。

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