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「テクノロジーはあくまで手段」販促コンペ一次審査員からのワンポイントアドバイス③

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第9回販促会議企画コンペティションでは、一次審査員を20名に増員しました。審査員の皆さんに、応募企画のどのような点を見ているかや、どのような視点で企画を立てると良いか、そのポイントを聞きました。全4回でお伝えしていきます。今回はその第3弾です。また、応募​者の方向けの​セミナー​の​開催​を​決定しました。いずれも参加無料です。ぜひご参加ください!

5/23実施のセミナー
(販促コンペ「企画でメシを食っていく」メンバーが本気で課題に取り組んだら?)についてはこちら
(第9回販促コンペの特設サイトはこちら

[アドバイス]
そのアイデアで、どんな風に人が動くのかをリアルに想像してみることをお勧めします。「すごい!」と言うのか?「かっこいい!」と言うのか?シェアするのか?すぐに買いに行くのか?

近山知史氏(TBWA\HAKUHODO シニアクリエイティブディレクター)

2003年博報堂入社。2010年ロサンゼルスのTBWA\CHIAT\DAYへコピーライターとして社内留学。最近ではオーストラリア観光局「GIGA Selfie」リリカルスクール「RUN and RUN」などを手がけた。

 

[アドバイス]
「人を動かす」と私たちは簡単に言いがちです。でも、本当は人々が自ら動きたくなる企画がよい企画なんだと思います。テクノロジーはあくまで手段。本質は、いまこの時代に生きる人々の心をどうノックするか。あなたの友人が「わ、それ面白い!」と本気で反応してくれそうな企画をお待ちしております。

津田裕氏(マッキャンエリクソン シニアプランニングディレクター)

2002年マッキャンエリクソン入社。日本コカコーラのFantaやSprite、MicrosoftのXbox、MondelezeのStrideやHalls、Tokyo Disney Resort(オリエンタルランド)、SunstarのG.U.Mなど数多くのブランドのコミュニケーション戦略や統合コミュニケーションのデザインに携わる。共著に『よくわかる広告業界』(日本実業出版社)。

 

[アドバイス]
アイデア開発の際、求める行動を消費者が取る瞬間をリアルに想像し、そのためにはどうすればいいか?と逆算で発想するのがオススメです。良いアイデアほど「かぶる」可能性があることもお忘れなく。企画書を分かりやすくするのはもちろん、さらに半歩先の提案ができないか、ぜひ考えてみてください。

中里 栄悠氏(ジェイアール東日本企画 コミュニケーション・プランニング局 プランニング第一部 アカウントプランナー)

飲料、トイレタリー、小売業など幅広い企業を担当。2012年には書籍『移動者マーケティング』(日経BPコンサルティング)を執筆し、消費者の行動領域を活性化させるコミュニケーション領域に取り組む。

 

[アドバイス]
「販促」と言えども、本来の目的は「買って」もらうだけでなく、そのアイデアをきっかけに「使って」みて、「使い続けて」いただくことだと思います。企画開発においては、ターゲットにとって、課題となる商品・サービスに「どんな利用価値があるのか」を魅力的に伝えることを意識してください。

中原哲郎氏(アサツー ディ・ケイ 統合ソリューションセンター第6アクティベーション・プランニング局 プランニングディレクター)

2004年入社。営業局にて清涼飲料・栄養補助食品を担当した後、08年より現職。現在は食品・金融・ファッション・エンターテインメント・嗜好品など、さまざまなカテゴリーのブランドキャンペーン、プロモーションを担当。

 

[アドバイス]
企画書はデザインやテクニックでなんとでもなります! 大切なのは「インサイトから導き出したコアアイデア」。まずはそこに時間を割いてください。そしてそのアイデアを「最低3人」に見せて感想を聞いてください。自分が心から面白い! と思わないアイデアは、他人の心も動かせません。「1球入魂」なワクワクする企画楽しみにしています!

西村大輔氏(東急エージェンシー ビジネス創造センター デジタルコミュニケーション局 ソーシャル&PR部 部長)

フィールドプロモーション領域をベースに全体プランニングから実施までトータルで展開。主なクライアントは通信、飲料、食品、コスメ、ゲーム、金融、商業施設、不動産など。東京モーターショウや東京ゲームショウなど大型展示会を多数担当。15年よりに現職。Cannes Lions Gold、adfest Gold ほか受賞。

 

第9回販促コンペの特設サイトはこちら