シナリオ大賞は「審査員に5ページ目まで読ませる」が勝負
一倉:
金子さんはシナリオの書き方をどこかで習ったわけではなく、公募の賞に出した作品の入選がデビューのきっかけだったそうですね。
金子茂樹(かねこ・しげき)
脚本家
1975年生まれ。2004年、『初仕事納め』で第16回ヤングシナリオ大賞受賞。代表作に『プロポーズ大作戦』(2007年フジテレビ)、『ハチミツとクローバー』(2008年同)、『きょうは会社休みます。』(2014年日本テレビ)、『世界一難しい恋』(2016年同)、『ボク、運命の人です。』(2017年同)などがある。宣伝会議のCMプランニング講座修了生。
脚本家
1975年生まれ。2004年、『初仕事納め』で第16回ヤングシナリオ大賞受賞。代表作に『プロポーズ大作戦』(2007年フジテレビ)、『ハチミツとクローバー』(2008年同)、『きょうは会社休みます。』(2014年日本テレビ)、『世界一難しい恋』(2016年同)、『ボク、運命の人です。』(2017年同)などがある。宣伝会議のCMプランニング講座修了生。
金子:
はい。その前に、一次選考すら通過しなかった経験もあります。今思えば、自分の好きな世界だけを書いていたのが敗因でしたね。そこで自分はシナリオライターに向いていないんだろうなと思って、1年ほどシナリオを書くことも忘れていたくらいです。