「サービスデザイン」の最前線を、マドリッドのグローバルカンファレンスで体感してきた

【前回コラム】「元CMプランナーがラーメン店をプロデュース。クリエイターの「越境力」」はこちら

Technology shows you what can be done.
Design shows you what should be done.

「テクノロジーは、私たちが『できること』を提示する。しかし、私たちが『するべきこと』は提示しない。それができるのは「デザイン」だけである」。

これはかなり意訳というか、個人的な解釈が入っているかもしれませんが、11月2日、3日の2日間、スペインのマドリッドで行われた「サービスデザイングローバルカンファレンス」で最も筆者の印象に残った言葉です。

イギリス政府 Louise Downeさんのスピーチの様子

イギリス政府のLouise Downeさんが、国や自治体など公的機関であるパブリックセクターからスピーカーとして登壇し語った言葉ですが、事例と共に、これからのサービスデザインのあり方や可能性を感じさせてくれる、大いに勇気付けられ示唆に富むスピーチでした。

言ってみれば、クライアント自らが「デザインこそ経営に必要なんです!だからクリエイティブを大事にしよう!」と世界中から集まったクリエイターたちに伝えてくれた、といった感じでしょうか。

ということで、今回のコラムはアムステルダムからスペインのマドリッドへと、地理的に「越境」し、さらに広告クリエイティブからサービスデザインへと、領域を「越境」して参加したグローバルカンファレンスの様子をレポートします。ヨーロッパのサービスデザインの概況をお伝えできればと思います。

次ページ 「サービスデザインはパブリックセクターとの相性抜群!?」へ続く

次のページ
1 2 3
吉田和充
吉田和充

吉田和充(Creative Business Development/Branding Designer/Creative Director/保育士)
1972年東京生まれ。1997年慶應義塾大学卒業後、博報堂入社。CMプランナー/ディレクターとして、40社、400本以上のCM制作を担当。ACCグランプリ、コピー賞などを獲得。
在職中に1年間の育児休暇を取得し、家族でアジア放浪へ。2016年、子どものクリエイティブな教育環境を重視してオランダへ移住。2017年現在、Neuromagic Amsterdam BV CEO、個人事務所SODACHI CEO、STYLA TOKYO クリエイティブディレクター。広報広告全般からマーケティング、企業の成長戦略策定、ブランディング、新規事業立ち上げ、新商品開発、Web制作、サービスデザイン、海外進出などクリエイティブ業務全般を担当。
アムステルダム市との協働プロジェクトとして、アムステルダム市の「粗大ゴミの処理問題」にも取り組む。
元サラリーマンクリエイターの海外子育てブログ『おとなになったらよんでほしい|おとよん』連載中。

吉田和充

吉田和充(Creative Business Development/Branding Designer/Creative Director/保育士)
1972年東京生まれ。1997年慶應義塾大学卒業後、博報堂入社。CMプランナー/ディレクターとして、40社、400本以上のCM制作を担当。ACCグランプリ、コピー賞などを獲得。
在職中に1年間の育児休暇を取得し、家族でアジア放浪へ。2016年、子どものクリエイティブな教育環境を重視してオランダへ移住。2017年現在、Neuromagic Amsterdam BV CEO、個人事務所SODACHI CEO、STYLA TOKYO クリエイティブディレクター。広報広告全般からマーケティング、企業の成長戦略策定、ブランディング、新規事業立ち上げ、新商品開発、Web制作、サービスデザイン、海外進出などクリエイティブ業務全般を担当。
アムステルダム市との協働プロジェクトとして、アムステルダム市の「粗大ゴミの処理問題」にも取り組む。
元サラリーマンクリエイターの海外子育てブログ『おとなになったらよんでほしい|おとよん』連載中。

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

このコラムを読んだ方におススメのコラム

    タイアップ