ルミネは、詩人・最果タヒ（さいはて・たひ）さんが書き下ろした5つの詩をベースとしたクリスマスキャンペーンを開始した。

最果タヒさんが書きおろした詩とクリスマスのビジュアル。

最果さんは1986年生まれで、中原中也賞・現代詩花椿賞などを受賞した詩人。最新詩集は『愛の縫い目はここ』、最近では清川あさみさんとの共著『千年後の百人一首』も発売となった。2017年には、詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』が石井裕也監督によって映画化されている。

本キャンペーンは、ギャラリーロケットで知られるRocket Company*/RCKTが全体をクリエイティブディレクション。ルミネのクリスマスのために書き下ろした最果さんの詩の世界を、さまざまなクリエイターが自身のフィルターを通して映像、キービジュアルのデザインや館内装飾などで表現し、ルミネならではのクリスマスを彩っている。

参加クリエイターは、最果さんの本の装丁で知られるアートディレクター・佐々木俊、イラストレーター・山口洋佑、空間デザイン・HYOTA、映像ディレクター・フジモトカイ。

特設サイトでは、映画『溺れるナイフ』を手がけた監督・山戸結希さんによる演出で、最果さん書き下ろしの4編の詩を俳優の成田凌さんが朗読。また、ルミネ公式インスタグラムでは、最果さん本人による執筆の様子を gif アニメにした“詩っぴつ中”が順次公開されている。

また、12月23、24日には、ルミネクリスマスの世界を体感できるスペースルミネ ゼロに設ける。この会場限定で聴くことのできる、成田さんによる詩の朗読の試聴体験のほか、視覚、触覚、味覚、嗅覚のインスタレーションが展開される。

「LUMINE LYRICAL CHRISTMAS〜五感で読む、ルミネ×最果タヒの詩の世界〜」

・12月23日（土・祝）、24日（日） 12:00〜18:00
・ルミネ ゼロ （ニュウマン新宿 5F）
※各日ともに 14:00〜15:00 の時間帯は招待制のスペシャルライブのため、一部鑑賞ができないエリアがある。

詩の世界で装飾された館内。