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里親募集中の保護犬がモデル フリーデザイン年賀状サイト「#PUPPY NEW YEAR」オープン

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SNSで使える年始挨拶用の画像の配布も

里親募集中の保護犬たちの愛らしい写真を使った写真年賀状が無料でダウンロードできるWebサイト「#PUPPY NEW YEAR」が公開された。里親を探す犬や猫が全国に多数いることを広く社会に認知してもらうため、来年の干支が「戌」であることに注目し、立ち上げられた企画だ。

サイトに登場するモデル犬は、千葉県柏市にあるNPO法人「犬と猫のためのライフボート」が運営する施設に保護されている、本物の保護犬たちだ。東急エージェンシーが企画制作し、フォトストックサービス「Adobe Stock」を展開するアドビ システムズの協力を得て実現した。

サイトには、著作権フリーの約40種類の犬の画像を使った年賀状のデザインがアーカイブされ、賀状だけでなく、SNSの年始挨拶用の画像も用意されている。

サイトを訪れたユーザーには「画像をダウンロードする」「画像を使ってSNSで挨拶する」「保護犬と面会する」という3つの選択ボタンが提示され、気になる保護犬を見つけたら、直接里親となることもできるようになっている。ダウンロードページからは情報をシェアできるようになっており、保護犬の飼い主になるという選択肢が、新年の挨拶とともに広がっていくことを狙いとしている。

日本では年間4万匹を超える犬たちが保健所に持ち込まれ(平成28年度『環境省 動物の愛護と適切な管理』より)、昨年は総計1万6287 匹が殺処分された。

「12年に1度、犬が主役になれるこの年に、全ての犬が幸せな1年を過ごせるようとの願いを込めてチームで制作しました。この企画を通じて里親が見つかり、 動物の殺処分ゼロにつながることを心から願っています」と東急エージェンシー CRS本部 アートディレクターの林俊美氏はコメントしている。