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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

「闘う哲学者」から受験生に贈るメッセージとは?(ゲスト:村田諒太)【後編】

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【前回コラム】「世界王者の村田選手が登場! エンダム戦を振り返る(ゲスト:村田諒太)【前編】」はこちら

今回のゲストは、先週に引き続きWBAミドル級世界王者のプロボクサー村田諒太選手。「闘う哲学者」として、試験と闘う受験生リスナーに対して熱いメッセージを送る!

今回の登場人物紹介

左から、村田諒太、中村洋基(すぐおわレギュラーゲスト)、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)。

※本記事は1月4日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。

澤本・村田は焦燥感コンビ?

澤本:あけましておめでとうございます、CMプランナーの澤本です。

中村:Web野郎こと中村洋基です。あけましておめでとうございます。今回が2018年最初の放送になります。澤本さんにとって2017年はどんな年でしたか?

澤本:毎年そうなんですけど、年齢の加速度が上がってきました。1年が通り過ぎる速度が早い。

中村:光陰矢のごとし。

澤本:そう、光陰矢のごとしを実感しましたね。何も成し遂げてないような気がして。

中村:そんなことないでしょ!

澤本:本当。僕は何やったんだというと、去年これやった!と誇れるものがないんですよ。

中村:それは全体のレベルが上がりすぎちゃったから。

澤本:いやいや違う。今年これやろうと年始に思ったほうがいいと思う。チェックボックスをつくってチェックしていかないと、毎年やってないという気持ちだけが残るような気がしてきた。

中村:2017年はCMを何本ぐらいつくったんですか?

澤本:本数で言うと、30本ぐらい。

中村:すごい量ですけどね(笑)。広告業界のCMプランナーはバッターボックスが回ってきてもコンペで負けちゃったり、打てないこともあるし。普通の若い子は年に1、2本打てたらよくて、エース級でも10本出せたらすごいというレベルじゃないですか。

澤本:それはありがたいとは思うんですよ。でも、自分としてこれやった! よかった!というのがない気がして。年始に目標をちゃんと立てたいと思いました。

中村:やっぱりオブザイヤーはこれぐらい謙虚(笑)。

澤本:謙虚じゃなくて本当に危機感があるんだよ。

中村:危機感、焦りですか?

澤本:歳も歳なので、自分の人生の終わりから逆算しはじめてるわけですよ。あと何ができるんだろうと思うと、意外とこんなことを繰り返してるうちに人生終わっちゃうんじゃないかと。ある種の焦燥感に駆られて。

中村:ちょうど今夜のゲストも前回同じようなことを言われてましたよ。ということで、ご紹介しましょう。2017年最後の放送から引き続き、3回目のご登場、プロボクサー、世界王者の村田諒太選手です、よろしくお願いします!

村田:よろしくお願いします、あけましておめでとうございます!

中村:去年の最後の放送では澤本さんは最後の瞬間にだけ来て、「良いお年を」とだけ言って放送が終わったんですけど(笑)、澤本さんが来る前に話していたのが、村田選手は今31歳でもうすぐ32歳になるところで、一般的なボクサー生命は35歳ぐらいだと。

澤本:引退しなければいけないと自分で思っている年齢が。

中村:コンスタントに強くなっていく限界が一般的には35歳ぐらいと言われていて。だから、村田選手も残り3年が勝負だと。チャンピオンになったからと言って防衛するのではなく、攻めていくしかないという話をしていたんですよ。なので、村田さんと澤本さんは同じ焦燥感コンビじゃないかなと。

澤本:村田さんは焦りはないでしょ?

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