コラム

関西で戦う。クリエイターの流儀

大阪で雑誌を出し続けて10年、究極のローカルは「面白い個人」だと気づいた

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日本や東アジアの面白い個人と出会える、究極のローカルマーケット

5月26・27日に開催される「KITAKAGAYA FLEA & ASIA BOOK MARKET」は、究極のローカルである「個人」と出会えるマーケットイベントです。日本の各地、そして韓国、台湾、香港の人たちが集結。

特に「ASIA BOOK MARKET」は、松村さんはもちろん、ブックコーディネーター・内沼晋太郎さん(B&B)、編集者・綾女欣伸さん(朝日出版社)、台湾の新しいカルチャーを日本に紹介する編集者・田中佑典さん(LIP)らが企画に加わり、東アジアの出版社や本屋、アーティストをピックアップしています。

そんな日本、そしてアジアカルチャーの今を感じることができるイベントの楽しみ方についてお聞きしました。

前回のイベント風景

—今回、イベントを開催するきっかけは何だったのですか?

松村:そもそも「KITAKAGAYA FLEA」は3回目、「ASIA BOOK MARKET」は2回目の開催です。「KITAKAGAYA FLEA」はLLCインセクツ設立10周年を機にお祭りみたいなことができたらと思いスタート。今まで雑誌制作の中でつながってきた作家やアーティスト、お店が一堂に介するイベントにしました。

「ASIA BOOK MARKET」は2017年からスタートし、同時開催に。どちらのイベントもそうですが、出店者同士で知り合ってもらい、つながってもらえればな、と。実際、韓国や香港の人がつながって後日一緒に仕事をしたという話を聞きました。

この場所に集まる人同士、言語や文化が違っていても感覚がめっちゃ近いです。このイベントをきっかけに共感関係をいっぱい作っていけば、たとえマイノリティであっても楽しく過ごせる、そのような状況をもっと生み出したいですね。

—以前、トークイベントで松村さんが「検索で分かることは、大したことはない」とおっしゃっていて。それがとても印象的でした。今回のマーケットイベントは出店者同士だけではなく、お客さんもつながることができる。まさに検索では得られないものにあふれているイベントですね。

松村:多くの作り手が来ています。ぜひ、お客さんにも出店者と話してもらいたいです。みんな本気なので、会話が面白いと思います。だからこそ、言語が違ってもコミュニケーションできるように「IN/SECTS」の最新号では指差しサインなど会話を補助できるものをつけています。最新号は、イベント会場で先行販売しますのでぜひ!

—アジアの人とつながるためのマストアイテムですね。お話ありがとうございました!当日、最新号を購入してイベントを楽しみます!

著者プロフィール

田中裕一(かたちラボ・コピーライター)

広告制作プロダクション勤務を経て、2012年に大阪・兵庫など関西を中心に展開するクリエイティブカンパニー「かたちラボ」を設立。関西のクリエイターと協働して、企業ブランディングやCI構築、事業計画立案、紙ものやWEBサイトなどの制作を行う。
WEB:http://katachilab.com/
Facebook:https://www.facebook.com/katachilab/

 

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