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成長企業の人材戦略⑧デジタル・アド・サービス

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体系化されたライティングのノウハウを外部講座で学ぶ

OJTで業務にまつわるすべてのノウハウを伝えることは難しい。
専門職を採用する企業では、この問題にどう取り組んでいるのか。

専門職の体系的なスキルを身につける

デジタル・アド・サービスは大型カタログやパンフレットをメインに手がける制作会社だ。社内にコピーライターやデザイナーが在籍し、全体の構成立てから、掲載する言葉やページデザインまで作り上げている。

デジタル・アド・サービス編集デザイン2部 コピーライター/プランナー
藤井さとみ 氏

昨年、新卒で同社に入社した藤井さとみさんは食器メーカーのカタログや福祉施設のパンフレット制作にコピーライターとして携わっている。

「はじめの半年はライターとしての基礎を先輩からOJTで教わり、10月頃から実際にヒアリングなどに行って、制作に携わり始めました。学生時代にフリーペーパーを作っていたのですが、体系化されたライティングのノウハウは一度学んでおきたいと考えていました」と藤井さん。

新卒でコピーライターの採用をしたのが初めての同社は、宣伝会議が行う「クリエイティブライティング講座」を活用。受講生同士でのヒアリング練習や記述式の課題など、実践形式の講義で習得していった。

「受講した内容がすぐ次の日の取材で使えることもありました。1つの事柄で複数パターンの文章を作成する練習などもあって、いまでも業務に生きています。具体的な書き方はOJTの中で培われていく部分が多いですが、ライティングにおける“聞くこと”の重要性など意識して取り組むべきことが明確になりました」。

販売店、エンドユーザー向けの耐熱ガラス食器総合カタログ

いまはパンフレットなどを主に手がけている藤井さんだが今後については、「制作のために話を聞くだけではなく、お客さまの目的や課題を深く捉えていきたい。たとえば採用が課題であれば、実は依頼されたパンフレットのデザインが問題ではなく、就活イベントの会場で目立つフライヤーを作った方がいいかもしれません。何が最適解になるのか、ライターとしての聞く力を身につけ、応えていくことが目標です」と語った。

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