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第61回「雑誌広告賞」表彰式が開催に

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日本雑誌広告協会は11月6日、第61回「日本雑誌広告賞」の表彰会を開催した。本広告賞の結果は10月11日に発表され、経済産業大臣賞にバレンシアガジャパン、総合賞にはパナソニックの受賞が決定している。

第61回「日本雑誌広告賞」、経産大臣賞にバレンシアガジャパン

表彰を受ける、総合賞を受賞したパナソニック 執行役員の竹安聡氏。

表彰を受ける、経済産業省大臣賞を受賞したバレンシアガジャパン代表取締役社長CEOの金子信隆氏。

受賞者挨拶には2年連続で総合賞を受賞したパナソニックの竹安聡氏が登壇。「今から約30年ほど前、コピーライターとして制作に携わっていたこともあるので、こうした賞の受賞は非常に嬉しい。制作に携わった現場のスタッフとも喜びを分かち合いたい。パナソニックは今年で創業100周年を迎えた。創業当時から“ 社会生活の改善と向上を図り 世界文化の進展に寄与せんことを期す”という理念を掲げ、ある意味ぶれずに事業を展開してきた。パナソニックの創業商品の一つがあかり、電球だった。今回の受賞作の一つがLEDランタン、あかりであることは感慨深い。今、社内ではすでに次の100年をどうするか、という議論に向かっている。その中でも、暮らしの中でお役立ちをしていく存在でありたいという理念は変わらない。そうした企業のコミュニケーションにおいて、暮らしに密着した雑誌の役割にも期待したい」と話した。

また経済産業省大臣賞を受賞したバレンシアガジャパンの金子信隆氏も受賞者挨拶に登壇。「デジタルが主流の世の中にはなっているが、雑誌だからこそ表現できる世界観がある。私たちのようなラグジュアリー、ファッションのブランドにとっては欠かせないメディアである」と雑誌広告への期待を話した。

「日本雑誌広告賞」の審査委員長を務める佐々木宏氏からは、審査経過の報告があった。「今回は非常にレベルの高い作品が集まった。今回受賞した作品はすべて雑誌に留まらず、ネットやSNSなど他のメディアにも派生していく仕組みがあり、雑誌がキーステーションとして機能していた点に雑誌メディアの魅力を感じた」(佐々木氏)。