コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

草彅剛さんとコラボして「この人は只者ではない」と思った(ゲスト:ヒカキン)【後編】

share

2018年はユーチューバーが定着した年

ヒカキン:引退はしないですけど(笑)、30代を10年間果たしてやる体力があるかは自問自答している感じがあります。本当に毎日寝ないでというのは無理なので、少し休みつつやっていかないとなと。でも3年先、5年先のことはわからないですね。

権八:わからないですよね。その職種がかつてはなかったものだし、メディア環境がどうなっていくかも。不確定要素しかないもんね。

ヒカキン:そうですね。5年前にユーチューバーという言葉はおそらくないので、だから5年後は全くわからないですね。

権八:自分で自分のマネジメントをして、自分を自己プロデュースするという、これまでになかったエンターテイナーの在り方。だから、かっこいいなと思っちゃうわけですよ。道なき道をいってる感じがあるから、孤独だろうし。

ヒカキン:みんな手探りで何とか頑張ってる感じだと思うんですけど、2018年はついに「ユーチューバーです」と言って、「何それ?」という人がほぼいなくなった年かなという気がしていて。おじいちゃんおばあちゃんを除いて、まずいないと思いますね。

中村:いないですね。

ヒカキン:ちょっと意味わからなくても、絶対に聞いたことはあると思うので、ユーチューバー同士でも「定着した年だな」と言ってます。だから、ある意味、今年は落ち着いた感じがありましたね。

権八:逆もあったからね。つよぽんがユーチューバーになって。

ヒカキン:そうですね、それは僕らにとってはうれしいですよね。ユーチューバーを見る人が増えますし。うれしいです。あ、そうだ、これは言っておきたいな。

中村:え? 言って、言って!

ヒカキン:「迷惑ユーチューバー」という呼ばれ方で、ユーチューバーがWebニュースやテレビに出ることが結構あるんですよ。その人はたいてい知らない人だったりするんです。え、これユーチューバーなの?って。検索してみると、全く食えてないというか。食えている人がユーチューバーだとか、そういう決まりがないので、プロユーチューバーと名乗るのか、など。

権八:それは思う、確かに。

ヒカキン:そういうの本当はつくってほしいんですけどね。ただ食えてない人はユーチューバーじゃないのか?というと、それはそれで悲しいというか。なんですけど、一括りにされると。だって、1本目の動画でやばいことをして、ニュースになっちゃって、これユーチューバーじゃなくて、ただ初めてスマホで動画撮っただけでしょと。たくさんの人が見るテレビで、迷惑ユーチューバーと言われたりすると嫌ですね。

中村:確かに、今はみんなスマホを持ってるから、これで動画を撮って、人を殴ってみたとかアップしたら、300ビューでもお騒がせユーチューバーになっちゃいますもんね。

ヒカキン:そうなんですよ。

権八:呼び名変えるのも変か。そういうとき自称ユーチューバーと出るときありますよね。

ヒカキン:それはちょっと優しいですよね。

権八:じゃあ、自称じゃないユーチューバーってどこからなんだろうと。

中村:それこそ、UUUMのライセンスビジネスじゃないですか(笑)。

ヒカキン:何か起こした人は自称ユーチューバーというので統一してほしいですね。あぁ自分で言ってるだけかと。

中村:さすがに業界全体のことを考えてらっしゃる。

権八:オリジネーターとしての自覚がすごい伝わりますね。

ヒカキン:下手すると、関係ないのに、そのニュースの見出しの写真、僕だったりするんですよ。

中村:ヒカキン、はじめしゃちょーで知られるユーチューバーと(笑)。

ヒカキン:そうです。え、何だ?と思って。迷惑ユーチューバーと言ってるのに顔が僕になっていて。まるで僕が何かやらかしたみたいになっていて。それでも名前が出ちゃうので、やめてほしいところですね。

中村:あっという間にお時間が近づいてきております。ヒカキンさん、今後の予定はございますか?

ヒカキン:うちの事務所のUUUMが主催する「U-FES.2018」というイベントが11月に東京ドームシティであります。

中村:僕も行ったことあるんですけど、これまた異常な空間なんです。檀上でユーチューバーが普通に叩いてかぶってジャンケンポン(宴会ゲームの一種)をしてるんですけど、みんな大好きだから、観客がどんどん湧くんですよ。

ヒカキン:本当にユーチューバーが好きなみなさんが集まるので。あと、今回は東京ドームシティの遊園地とコラボしていて、遊園地の観覧車、ジェットコースターのナレーションがユーチューバーだったり。ユーチューバーの顔で埋め尽くされていて、東京ドームシティは無料で入れるので、ぜひご来場ください。

<END>

構成・文:廣田喜昭

Follow Us