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「人を動かす」ためのコミュニケーションを学ぶ

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デザインの仕事においても、社内外のディレクションや自らのアイデアの説明などコミュニケーションの機会は多い。デザイナーとしてキャリアをスタートした人は、「何かを伝え、人を動かす」ためのスキルをどのように身につけているのか。

NesT.O.inc
アートディレクター
酒井由紀子 氏

デザインを伝えるために必要なこと

制作プロダクションのNesT.O.inc(ネスト)は広告からブランディングまで幅広い案件を手がけている。

その一例が、グライド・エンタープライズのフェイスマスクブランド「LuLuLun」だ。パッケージを含むデザイン全体とプロモーションにおける制作を担っている。その初期からデザイナーとして携わってきた酒井由紀子さんは、普段からクライアントと密に連携を取りながら進めているという。

酒井さんはアートディレクターになって3年目。後輩の育成、チームのディレクション、プレゼンへの参加など「人を動かす」コミュニケーションを求められる機会が増えてきた。

「自分のつくるものやそれに対する考えをどう言語化して伝えるか、また情報の取捨選択を見極める力を磨きたいと感じていました」。そこで、改めてデザインを学ぶために、宣伝会議のアートディレクター養成講座(ARTS)に参加した。

講座では、課題を通じて講師や受講生とディスカッションする機会も多く、思考を突き詰めて整理し、デザインへと変換していくプロセスを実践できたという。さらに卒業制作では、人を動かすために“根拠”を示すことが必要だという気づきがあった。

「地域の課題解決というテーマに対し、現地取材により作品に深みが出ると判断し、青森県大間町へ実際に足を運びました。

地元の方々とつながり、実感の伴う情報を根拠としてデザインに結びつけたことで、説得力のあるプレゼンができ、結果として高い評価を得ました」。

今後については、「LuLuLunのような、人の暮らしに寄り添い長く愛されていくブランドのデザインに引き続き関わりたい。クライアントと企画から考える仕事や、商材では女性向け、菓子や飲料にも興味があります。また、CDジャケットなど音楽関連にも挑戦してみたいですね」と語った。

酒井さんがアートディレクションからデザインまで一貫して手がけた、LuLuLun公式サイトのブランドビジュアル。
デザインに説得力をより持たせるために、酒井さんが受講した講座は……
「アートディレクター養成講座」でした。
 
日本で唯一の「アートディレクション」を教える学校。今年で第20期を迎え、これまで2000名以上の方が本講座で学び、アートディレクターとして活躍しています。デザインの技術を学ぶだけではなく、広告・コミュニケーションの舞台で活躍するためのアートディレクションの基礎から応用までを一流の講師陣が指導します。

 
<次回の開講のご案内>
講義日程:毎年8月開講
全30回受講定員:90名

 
詳細はこちら
 

株式会社宣伝会議 教育事業部
E-mail:info-educ@sendenkaigi.co.jp
TEL:03-3475-3030
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