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メディア掲載につなげた実績が営業の現場で役に立つ

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労働人口が減少するなか、企業の競争力を左右する人材教育は重要な課題だ。成長を続ける企業では、広報・PR分野の人材育成にどのように取り組んでいるのか。

ウォーターサーバー宅配水メーカーのプレミアムウォーター(東京・渋谷)は現在、72万人の顧客を持つ。2年前、開発や製造を手がけるウォーターダイレクトと、営業会社であるエフエルシーが業務提携したことで製販一体のスタイルが確立した。営業力を高め、1480億円という市場規模の業界でシェアトップを獲得するに至っている。

※ 一般社団法人日本宅配水&サーバー協会調べ(2018年推定)

累計出荷本数1200万本を突破した、非加熱天然水を工場から直接届ける。
プレミアムウォーター
事業本部事業戦略部 部長 奥村藍氏
事業本部事業戦略部 広報・宣伝課 與風明広氏

家電ブランド「amadana」とコラボしたウォーターサーバー。

競合との差別化ポイントは、衛生面に配慮した使い捨てボトルによるワンウェイ宅配システムや天然水にこだわっている点だ。「水の違いは飲んで初めて実感できるので、顧客と対面でコミュニケーションがとれる現場での営業を第一としています。

また顧客満足度を上げるためにスマホアプリから注文ができたり、水の消費でポイントが貯まる仕組みを導入したりと工夫しています」と事業本部事業戦略部 部長の奥村藍氏は説明する。

そこで広報として力を入れているのが、営業の現場で使えるツール制作だ。例えば西日本豪雨で被害を受けた地域への支援活動をプレスリリースとして発信したこともある。すると現場では、メディア掲載の実績も活かしながら震災時の備蓄の重要性に訴えかけるセールストークができるのだ。

宣伝会議の「ニュースリリース作成講座」を受講した経験も活きている。奥村氏によると、2年前は社内に広報部がなく外部のPR会社に業務を委託していた。内製化できないかと考えた矢先、講座の存在を知ったのだという。そこで奥村氏は部下である與風明広氏(広報・宣伝課)とともに講座を受講した。「リリースの書き方や技術を習ってすぐ実務で取り入れることができたのが良かったです。受講した翌々日にはリリースを書いていました」。

今後は水を飲む習慣づくりや、ウォーターサーバーの水を宅配した際の不在率を下げるための啓蒙活動にも力を入れるという。

プレスリリースで営業の現場を支援するため、プレミアムウォーターの広報・宣伝担当者が受講した講座は……
「ニュースリリース作成講座」でした。

 

日々大量に発信されるニュースリリース。メディアの目に留まるリリースを書くには、成功法則を理解した上で作成するスキルが必要です。本講座では、フレーズづくりやタブー事項などの基本を学んだ上でリリース作成トレーニングを行い、プロからのフィードバックも受けることができます。

 

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お問い合わせ
株式会社宣伝会議 教育事業部
MAIL:info-educ@sendenkaigi.co.jp