独立系の雄ドローガ5買収される 米コンサル会社が獲得

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米コンサルティング会社のアクセンチュアは4月3日、米国の独立系広告会社ドローガ5の買収を発表した。ドローガ5はアクセンチュア傘下のアクセンチュア・インタラクティブ(米ニューヨーク市)に加わる。獲得金額は非公表。

アクセンチュア・インタラクティブのグローバル最高経営責任者を務めるブライアン・ウィップル氏(写真左)、ドローガ5の創業者で広告表現の最高責任者(Creative Chairman)を務めるデイビッド・ドローガ氏(同右)

ドローガ5はニューヨークとロンドンに拠点を持つ、500人規模の独立系広告会社。同社が最近携わった案件には「Amazon Prime Video」をはじめ、オーストラリア観光局やニューヨーク・タイムズ、IHOP、「ゲーム・オブ・スローンズ」がある。ほかにチェースやプルデンシャル、クラフト、ハーシー、ヘネシー、アンダーアーマーを顧客に持つ。

ドローガ5の創業者デイビッド・ドローガ氏は現職のままクリエイティブのトップとして残る予定。また、グローバルCEO(最高経営責任者)のサラ・トンプソン氏や、英国担当CEOのビル・スコット氏も引き続き経営にあたる。

アクセンチュア・インタラクティブは、米広告業界紙「アドバタイジング・エイジ」が昨年4月に発表した広告会社ランキングで、世界最大のデジタル系広告会社ネットワーク15社(World’s 15 Largest Digital Networks)で1位、広告会社25社(World’s 25 Largest Agency Companies)で6位につけている。

コンサルティング会社が広告会社を買収するのはここ数年続くトレンドで(解説記事「なぜコンサル会社はエージェンシーを買収するのか」)、アクセンチュア・インタラクティブは2013年に英デザイン会社フィヨルド(Fjord)、Eコマース関連のデジタルマーケティング会社アクイティ・グループを買収し、その後も拡張現実(AR)技術を持つ企業、広告枠の自動取引サービスを扱う企業などを相次いで獲得している。

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