博報堂生活総合研究所は、2015年から毎年秋に翌年の景況感などについての調査を実施している。11月28日に、2020年の調査結果が発表された。調査の結果、世の中全体の景気、また自分の家計について「悪くなる」と予想した人の割合が調査開始以来、最も高くなったという。
今回は全国の20~69歳男女3900人を対象に、インターネットでアンケート調査。景況感の他、2020年の社会の変化の度合いや、消費意欲などについても聞いている。
同研究所では、ここ5年の推移を比較した結果も発表。(翌年の景況感について)「良くなる」と答えた人の割合も過去最低を記録した。「悪くなる」と回答した人に理由を聞いたところ、今年10月に実施された消費増税や、米中関係をはじめとする国際情勢の不安定化などを挙げる人が多かったという。
また、「来年、お金を掛けたいこと」について回答を求めたところ、1位は「旅行」だった一方、僅差で「貯金」がランクイン。また、「老後の暮らしの準備」(8位)「株など投資」(10位)なども前回よりスコアを伸ばしたことから、同研究所は「来年は暮らしの守りを固めたい、という意識がうかがえる」と結論付けている。
さらに、「来年始めたいこと」については、「運動・体操・筋トレ」「貯蓄」「副業」がトップ3に挙がり、「やめたいこと」は、「無駄遣い・衝動買い」が最も高い回答結果だったという。
■今年お金をかけた&来年お金をかけたいもの(上位15位)
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