プライバシー保護の先にある、真に顧客が求めるものとは何か? — 2020年のマーケティング展望

顧客個人とブランドの透明な結びつきが価値になるD2C(Direct to Consumer)

プライバシー保護という観点は、個人の権利を守る、という視点のみならず、今後相手が見えないデジタルのような空間でも透明性や本物性を求められるというビジネスの原点回帰的な価値観も含んでいます。北米で今や雨後の筍のように乱立しているワービーパーカーやエヴァーレーン、ボノボスのようなD2Cブランド、あるいはDigital Native Vertical Brand(デジタルを起点として垂直統合されたブランド)の流行は、こういった現在の顧客の価値観の方向性に適っていると言えます。

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鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)
鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)

1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。

鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)

1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。

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