『ガラスの仮面』に学ぶマーケターのヒント⑤「完成イメージを固めてから取り掛かる」篇

完成してからの「なんか違う」を起こさない!“絵を見る”ことの3つのメリット

この『逃げた小鳥』のエピソードは、まさに私が大切にしている“絵を見る”ことのメリットを伝えているのではないかと思うのです。私は“絵を見る”ことのメリットを次のように考えています。

【1】共通の“絵を見る”ことで、制作時の食い違いが少なくなる

CMでもWebでも、制作時に生じてほしくないトラブルのひとつが、依頼内容と大きく食い違ったものが出来上がってくることではないでしょうか。この原因は、依頼時に発注側と制作側が共通の完成イメージを描けなかったこと、制作側が制作時にチーム内でそのイメージを共有しきれなかったこと、それによってさまざまな点で小さな食い違いが起こり、最終的に大きなひずみを生んでしまったことにあると思います。つまりそれを避けるためには、制作前に共通の“絵を見る”ことが非常に大切だと思います。

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渡瀬 薫(ライオン コミュニケーションデザイン部)
渡瀬 薫(ライオン コミュニケーションデザイン部)

#ライオン #コミュニケーションデザイン部 #ファブリック担当 #クリエイティブ・ディレクター #元IMJ #元四季 #ダンサー #ライオンキング #ミラノ・スカラ座勤務 #東大卒

渡瀬 薫(ライオン コミュニケーションデザイン部)

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