気づけば社内から総スカン!? ブランド実務者が“孤立する”理由

無邪気に“モノづくり大国”の誇りを傷つけるブランド担当者

恐るべき弊害を生む大問題になるのは2番目の理由です。

実はこれは、

第1回のコラム

で書いた「日本にはスーバースターブランドがない」原因のひとつと私は考えています。日本の歴史・日本人の国民性から生まれるものです。

ご存じのように、日本が戦後の高度成長を成し遂げたのは、モノづくりの力があってこそです。品質を大切にし、良い製品をつくることにすべての力を注ぎました。「製品やサービスの質を高めることが正しく、すばらしいことである」という価値観で一生懸命、頑張って日本は成長しました。

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片山 義丈(ダイキン工業 総務部/広告宣伝グループ長/部長)
片山 義丈(ダイキン工業 総務部/広告宣伝グループ長/部長)

1988年ダイキン工業入社、総務部宣伝課に配属。1996年広報部 広報担当、2000年広報部広告宣伝・WEB担当課長を経て2007年より現職。業界5位のダイキンのルームエアコンを一躍トップに押し上げた新ブランド「うるるとさらら」の導入や、ゆるキャラ「ぴちょんくん」ブームに携わる。現在は 統合型マーケティングコミュニケーション(IMC)による企業ブランド構築、マスとデジタルのB2C商品広告展開、広告媒体の購入、グローバルグループWEB統括を担当。日本広告学会員。

片山 義丈(ダイキン工業 総務部/広告宣伝グループ長/部長)

1988年ダイキン工業入社、総務部宣伝課に配属。1996年広報部 広報担当、2000年広報部広告宣伝・WEB担当課長を経て2007年より現職。業界5位のダイキンのルームエアコンを一躍トップに押し上げた新ブランド「うるるとさらら」の導入や、ゆるキャラ「ぴちょんくん」ブームに携わる。現在は 統合型マーケティングコミュニケーション(IMC)による企業ブランド構築、マスとデジタルのB2C商品広告展開、広告媒体の購入、グローバルグループWEB統括を担当。日本広告学会員。

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