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D&AD、一部の審査をオンラインに変更。フェスティバルは中止に。

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D&ADは新型コロナウイルスの影響により、本年度は一部の部門を除いてオンライン審査を行うこと、そして5月に予定していたフェスティバルの中止を発表した。

本年度の審査は一部(下記)の部門を除き、5月12日〜6月5日にオンライン審査を予定。夏に開催予定のNew Blood Festival開催については、引き続き、検証を続ける。

なお、ブックデザイン部門、雑誌&新聞デザイン部門、グラフィックデザイン部門、パッケージデザイン部門については、D&ADの整合性および品位を維持するためにもデジタル審査ではなく、現物を伴い審査員が一同に集まって審査を実施する方法を検討中だという。

また3月26日を締切としていたエントリー受付期限を2020年4月3日へ、作品の対象期間を2020年4月19日へ延長する。

現在、一部地域から現物送付が困難であること、また審査会がデジタルに変更になることから一部(上記)の部門を除いて、全ての部門にデジタルフォーマットでの作品提出に変更/追加した。

現在、応募されたすべての作品が審査員による公平な評価ができるよう対策を検証している。D&ADの審査においてはディスカッションが重要な要素。この時間を最大限に活用するために、オンライン審査のスケジュールを分散させ、ショートリストやペンシルを決定する前に十分なディスカッションの場を設けることを目指すという。

D&ADの本年度の審査には、浅井雅也氏(プレス&屋外部門)、石川俊祐氏(デザイントランスフォーメーション部門)、鵜沢’JO’基葉氏(編集部門)、佐々木康晴氏(デジタル部門長)、田中良治氏(グラフィックデザイン部門)、平野敬子氏(ブランディング部門)、室健氏(PR部門)が、日本から参加する。

※変更点

エントリー受付期限:2020年4月3日
作品対象期間:2019年1月1日〜2020年4月19日
現物作品必着:2020年5月1日
オンライン審査:2020年5月12日〜6月5日
ショートリスト&ペンシル受賞者発表:近日発表