ワークマンは4月15日の「猛暑対策新製品発表会」で、女性向けの熱中症・UV対策商品の拡充を明らかにした。女性向けファン付きウェアのラインアップを増やし、顔まわりまで覆えるUV対策ウェア、通称「不審者パーカー」も引き続き強化。同社の女性向けカテゴリーの売上を着実に伸ばしており、ポケットの数や深さなど機能性には手を抜かない商品設計で支持を広げている。
「クールUV遮熱サンシェードパーカー」
ワークマンは2020年10月に「#ワークマン女子」1号店となるコレットマーレ店(横浜市)を開店し、都市部の商業施設を中心に出店を拡大。女性向け商品のラインナップや販売を強化してきた。2025年からは男性向けカジュアルも充実させた「Workman Colors」への転換を進めている。
こうした取り組みもあって、女性向け関連カテゴリーの売上は伸びている。IR資料によると、2026年3月期第3四半期累計(2025年4〜12月)の「レディース・ユニフォーム」(女性衣料・白衣・オフィス等)カテゴリーの売上高は約139億7800万円で、前年同期比15.9%増を達成。2025年3月期通期でも146億3100万円と前期比18.6%増だった。
今季の主力商品の一つが、「WindCoreレディースファンベストフルセット」(税込9800円)。「女性でも着られるファン付きベスト」と位置づけ、シンプルで普段着にも合わせやすいカラーを打ち出した。
UV対策商品では、昨年SNSで話題になった「クールUVサンシェードパーカーEX+」(税込2300円)を2026年モデルとして改良。口元に空気の通り道を設けて呼吸しやすくしたほか、UPF50+、接触冷感、吸水速乾、サムホールなどの機能を備える。顔まわりを覆う「レディースクールUV遮熱サンシェードパーカー」も展開しており、こちらもUPF50+、接触冷感、吸水速乾といった機能を持つ。
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こうした動きの背景には、女性客から寄せられてきた切実な声がある。製品開発部長の柏田大輔氏によると、店頭では「旦那は買えるのに、私たちが着るものがない」といった声が継続的に上がっていたという。もともと男性向け作業服を主軸としてきた同社だが、こうした要望を受けて女性向け商品の開発を本格化してきた。
