コピーライターは、褒メサピエンスだ。
澤田智洋(コピーライター/世界ゆるスポーツ協会代表)
更新日 / 公開日
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仕事がオンラインに切り替わってから、
ついTwitterを見る時間が増えました。
つい、仕事と仕事の間に。
つい、あまり面白くないオンライン会議中に。
つい、長い上司の話の合間に。
ついtter。
ただ、クソリプに代表されるような、
「ダメ出し」があまりに多いのが気になります。
面と向かっては言わないことを、匿名で、
直接会う機会はきっとないだろうからと、
辛辣で悪意のこもった言葉で、
だれかを攻撃している場面をよく見ます。
Twitterだけではありません。
企業では上司が部下にダメ出して、
OB訪問では諸先輩方が学生をダメ出して、
家ではママがパパをダメ出しします。
コロナ禍において、
ますますダメ出しの総量が増えている実感があります。
何故でしょうか?
一つには、「ダメ出すのは簡単だから」
というのがあります。
相手が何を言っても、しかめっつらで、
「おもしろくない」「俺はどうかと思うよ」
「考え直してきて」
と言うのは実に簡単です。
また、超情報社会の到来により、
だれもが日々大量の情報に触れるようになり、
「自分って物知り」「人より賢い」 と
勘違いをしはじめたことも大きいと思います。
いわゆる1億総評論家、
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澤田智洋(コピーライター/世界ゆるスポーツ協会代表)
澤田智洋(コピーライター/世界ゆるスポーツ協会代表)
1981年生まれ。幼少期をパリ、シカゴ、ロンドンで過ごした後17歳の時に帰国。2004年広告会社入社。映画「ダークナイト・ライジング」の『伝説が、壮絶に、終わる。』や、アミューズメントメディア総合学院の「あなたが生まれなければ、この世に生まれなかったものがある。」等のコピーを手掛ける。2015年に誰もが楽しめる新しいスポーツを開発する「世界ゆるスポーツ協会」を設立。 これまで80以上の新しいスポーツを開発し、10万人以上が体験。海外からも注目を集めている。 その他、UNITED ARROWS LTD.と取り組んでいる、一人を起点に新しいファッションを開発する「041 FASHION」、オリィ研究所と共同開発している視覚障がい者アテンドロボット「NIN_NIN」など、福祉領域におけるビジネスを多数プロデュースしている。
澤田智洋(コピーライター/世界ゆるスポーツ協会代表)
1981年生まれ。幼少期をパリ、シカゴ、ロンドンで過ごした後17歳の時に帰国。2004年広告会社入社。映画「ダークナイト・ライジング」の『伝説が、壮絶に、終わる。』や、アミューズメントメディア総合学院の「あなたが生まれなければ、この世に生まれなかったものがある。」等のコピーを手掛ける。2015年に誰もが楽しめる新しいスポーツを開発する「世界ゆるスポーツ協会」を設立。 これまで80以上の新しいスポーツを開発し、10万人以上が体験。海外からも注目を集めている。 その他、UNITED ARROWS LTD.と取り組んでいる、一人を起点に新しいファッションを開発する「041 FASHION」、オリィ研究所と共同開発している視覚障がい者アテンドロボット「NIN_NIN」など、福祉領域におけるビジネスを多数プロデュースしている。
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