ブックオフコーポレーションは8月31日から、文庫本を中心とした本の買取促進企画を開始する。それに先立ち27日から、実際に同社で働いている有志のスタッフ30人が出演するWeb動画を公開した。

「ブックオフなのに本ねえ～じゃん！とCMで言っていたら、本当に、本が足りなくなりそうです。どうか、どうか、本をお売りください」という、社員の切実な訴えから始まるこの動画。撮影は早朝から店舗の開店時間までの間に行われたという。「ブックオフなのに本ねえ～じゃん」という台詞は、昨年3月から放映した寺田心君が出演する同社のテレビCMシリーズでの一言だ。同シリーズは、2019年のACC賞グランプリを受賞している。

ブックオフコーポレーション 執行役員 兼 東京営業部長 廣瀬真文さんは、「お取り扱いの主軸である本も、今後の巣ごもり需要、秋の読書シーズンに向けてより買取・販売を強化したい一方で、在庫不足という状況を迎えています。なかでも小説などの文庫本は皆さまからの需要も大きく、より一層の在庫を必要としています。この度、この状況を正直にお伝えし、本気の買取企画をご用意しました」とコメント。

加えて、買取強化のために、東京都・神奈川県のBOOKOFF店舗161店を対象に「買取ジャンボ“ブッくじ“ キャンペーン」を実施する。文庫本3冊の買取ごとに「ブックじ」をプレゼント。景品のなかでも、「ブックオフなのに本ねえ～ジャン」と名付けたスタジャンは本企画のために用意されたという。開催期間は9月13日まで。

「買取ジャンボ“ブッくじ“ キャンペーン」の景品のひとつ「ブックオフなのに本ねえ～ジャン」。