ハリス次期米副大統領がみせた 多様な人種をも魅了する「勝利宣言」スピーチ

ヒラリーの悲願を引き継ぎ、それに応えたメッセージ

きっと、特に伝えたかったのは「小さい女の子たち」に、だろう。それはこの勝利宣言のスピーチできっと誰もが心を打たれ印象に残った一節から読み取れる。

「But while I may be the first woman in this office, I won’t be the last. Because every little girl watching tonight sees that this is a country of possibilities.」
 
(私が最初の女性副大統領になるかもしれませんが、最後ではありません。なぜならすべての小さな少女たちが今夜の光景を見て、この国は可能性の国だということを見ているからです)

このハリスのスピーチを聞いた時、筆者はすぐにある悲願のスピーチを思い出した。それは4年前の大統領選でトランプに敗れ、敗北宣言をした際のヒラリー・クリントン氏のスピーチの一節だ。

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日野江都子(企業ブランディング・プロデューサー/ 国際イメージコンサルタント)
日野江都子(企業ブランディング・プロデューサー/ 国際イメージコンサルタント)

東京生まれ、ニューヨーク在住。フリーランスを経て、2004年、ニューヨークでリアル コスモポリタンを設立。日欧米亜合わせ数千人のハイプロファイリング・クライアント(日系企業や外資企業日本法人の経営層、政治家、財界人、セレブリティーなど)の包括的なブランディングを手がけてきた。施策提案など総合的なコンサルティングを実施し、高い評価を得ている。主な著書『仕事力をアップする身だしなみ 40のルール』(日本経済新聞出版社) 、『Premium Image Management for Men』DVD監修(SONY PCL)、『NY流 魅せる外見のルール』(秀和システム) など。

日野江都子(企業ブランディング・プロデューサー/ 国際イメージコンサルタント)

東京生まれ、ニューヨーク在住。フリーランスを経て、2004年、ニューヨークでリアル コスモポリタンを設立。日欧米亜合わせ数千人のハイプロファイリング・クライアント(日系企業や外資企業日本法人の経営層、政治家、財界人、セレブリティーなど)の包括的なブランディングを手がけてきた。施策提案など総合的なコンサルティングを実施し、高い評価を得ている。主な著書『仕事力をアップする身だしなみ 40のルール』(日本経済新聞出版社) 、『Premium Image Management for Men』DVD監修(SONY PCL)、『NY流 魅せる外見のルール』(秀和システム) など。

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