コラム
NYから解説!日本企業のグローバルブランディング
近年、欧米だけでなくアジア・アフリカなど日本企業の海外展開は増加の一途をたどっています。それに伴い広報部門でも、海外向けにプレスリリースを出したり、多国語で表記したオウンドメディアを用意したりする企業が増えています。本連載では、世界経済そしてトレンドの中心であるNYを拠点に、日本人としての目線と海外目線の両方から、日本の企業の海外展開事例を分析。ブランディングにおいて勘違いしていること・見落としがちなこと、それを体現するトップ・エグゼクティブのプレゼンスに不可欠なこと、などについて解説していきます。どうぞお付き合いください。
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第41回NYでJ-beauty浸透の兆し、日常の棚に並び始めた日本のドラコス
「ブランドの価値は、どこで売られるかで決まる」そう言われることがある。ならば、「店舗の日常の棚」に置かれることの意味を、日本企業はどう読むべきか。ハイエンドでも免税店でもなく、ニューヨーカーが毎日の暮らしの中でふらっと立ち寄る場所に、日本のドラッグストアコスメが並び始めている。これは偶然ではないし、格下げでもない。むしろ、注目すべき変化の入り口だと思っている。 -
第40回9年経っても心に残る。ヒースロー空港が示した広告コミュニケーションの本質
「何年経っても心に響く広告」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。 筆者にとってのその一つが、英国ヒースロー空港が制作したクリスマス広告シリーズだ。2016年の初作から9年が経過した今も、この季節になるとSNS上で誰かがシェアし、多くの人々の心を揺さぶり続けている。 -
第39回ピックルボールが変える、都市のライフスタイル&マーケティング新常識【後編】
前編では、ピックルボールが体現する「体験の複合化」と「空間価値の再定義」について考察した。後編では、このムーブメントがビジネス戦略にもたらす具体的な示唆と、日本市場への応用可能性を考えてみる。 -
第38回ピックルボールが変える、都市のライフスタイル&マーケティング新常識【前編】
ニューヨークの街角で、いま注目すべき現象が起きている。それは新興スポーツ「ピックルボール」を軸にした、都市型ライフスタイルの大きな変化だ。 -
第37回素朴さが新たな贅沢に——ニューヨークで注目される日本のプリン文化
日本の食文化が、ニューヨークに更なる新たな波を起こしている。寿司やラーメン、日本酒に続き、現在注目を集めそうなのが、意外にも「プリン」だ。有力紙『The New York Times』が「次に来る日本発のブーム」として取り上げたことで、この素朴な卵のデザートが都市の食文化に静かに浸透し始めている。 -
第36回英国発ブランドSunrayの構造設計に学ぶ──伝統技術と共創するストーリーブランディングの力(後編)
ブランド名やロゴを押し出さず、職人の技術と信頼を語る──「Sunray」は、“語りの設計”によってブランド価値を築いている、英国コーンウォール発・グローバル共創型ブランディングの好例だ。 -
第35回英国発ブランドSunrayの構造設計に学ぶ──伝統技術と共創するストーリーブランディングの力(前編)
英国コーンウォール発のブランド「Sunray」は、理想のTシャツを求める過程で日本の工場と出会い、その技術と姿勢をブランド語りの中に丁寧に織り込んでいった──“完全日本製” “語られるつくり手”を中核に据えたその在り方は、日本の伝統技術とグローバル展開を結び直す新たなヒントに満ちている。 -
第34回MUJI、米初のフードマーケット開店――「コンフォートなコミュニティ」ブランディング
MUJIは、ニューヨークのミートパッキングエリアにある、有名な商業施設「チェルシーマーケット」内にアメリカ初のフードマーケットをオープンした。この話題は、MUJIが簡素なデザインと機能性を追求してきた今までのブランディングの枠を超え、新しいジャンルへ挑戦していることを示している。このフードマーケット開店は、MUJIのブランディングにどのような影響を与えるのか、このコラムで考察する。 -
第33回米国でのローカライズ戦略と今後の展望~サントリーが展開、ハイボールのあるNY流ライフスタイル④
アメリカ市場でのハイボール文化の浸透を目指すサントリーの具体的な取り組みについて、サントリー・US ハイボールチームを率いるシニア・マネージャー Highball COEの鈴木氏にインタビューした。現地の飲食業界や異業種とのコラボレーションを通じて、ハイボールを日常の一部として感じてもらうための文化創造に注力しているサントリー。 -
第32回米国市場に参入した背景と戦略~サントリーが展開、ハイボールのあるNY流ライフスタイル③
本連載では、サントリーが展開するハイボールに関連するイベント体験を通じて、そのブランディング戦略やハイボールチームの試みを筆者目線で紐解いてきたが、今回は、サントリー・US ハイボールチームを率いるシニア・マネージャー Highball COEの鈴木氏にインタビューを実施し、アメリカの現場だからこそ見えるリアルな課題や成果の出る瞬間、そしてその現場で感じたことや、今後の展望について聞いた。
東京生まれ、ニューヨーク在住。フリーランスを経て、2004年、ニューヨークでリアル コスモポリタンを設立。日欧米亜合わせ数千人のハイプロファイリング・クライアント(日系企業や外資企業日本法人の経営層、政治家、財界人、セレブリティーなど)の包括的なブランディングを手がけてきた。施策提案など総合的なコンサルティングを実施し、高い評価を得ている。主な著書『仕事力をアップする身だしなみ 40のルール』(日本経済新聞出版社) 、『Premium Image Management for Men』DVD監修(SONY PCL)、『NY流 魅せる外見のルール』(秀和システム) など。
東京生まれ、ニューヨーク在住。フリーランスを経て、2004年、ニューヨークでリアル コスモポリタンを設立。日欧米亜合わせ数千人のハイプロファイリング・クライアント(日系企業や外資企業日本法人の経営層、政治家、財界人、セレブリティーなど)の包括的なブランディングを手がけてきた。施策提案など総合的なコンサルティングを実施し、高い評価を得ている。主な著書『仕事力をアップする身だしなみ 40のルール』(日本経済新聞出版社) 、『Premium Image Management for Men』DVD監修(SONY PCL)、『NY流 魅せる外見のルール』(秀和システム) など。