広報関連の集まりもいくつか発見!
広報関連の人々が会話をしているシーンにも何度か遭遇した。非常に面白い。まだ面識のない広報担当者同士の会話も非常に面白いのだ。勉強にもなる。
新型コロナの影響で、同業者が集まる飲み会などがなくなった。そんな場に顔を出さなくなった。ずいぶん長いこと、雑談がないことに今回気がついた。広報人は雑談を求めているのだ。テキストベースでは雑談になりにくい。それを解消するのがClubhouseであると思う。皆さんの話を聴きながらボクもメモを取っている。
「なるほどーこんな方法が」と勉強になることが山のようにある。講演会でもセミナーでもなく、単純な雑談だ。Zoom飲みとも違う。しかもiPhone一台で簡単に参加できるので、実際の飲み会よりも楽だ。ボクも何度か参加したが簡単である。実際に話している人をキャプチャーして、あとから調べることもある。
音声コミュニケーションが広報の場に?
マスメディアに取材してもらって広報する時代の終焉がどんどん近づいてきていると思う。とはいえ、テレビ東京や日経新聞はこれからも発展し続けているだろう。それとは別の次元で、自ら発信をするという広報は増えるだろう。すでにテスラなどは実践している。
起業家や広報が自ら発信し、100万人に知れわたらなくても、「感度の高い30人に知ってもらいたい」という手法がとれるようになる。ある意味スナック的であり、ラジオ的でもある。
「おじさん」がいないClubhouse
筆者は53歳であるが、Clubhouseでは結構最年長クラスである。60代の人も僅かである。で、面白いのは俗に言う「おじさん」という人がいないことである。つまり黒塗りの車で移動したり、国会で居眠りをしたりしているようなおじさんがいないのだ。偉そうな人もいない。
「さよなら、おっさん。」の広告で物議を醸したNewsPicks的でもある。最近はNewsPicksにおじさんが増え、ちょっとだけ保守的になってしまったのは残念である。筆者も保守的な意見にならぬように必死だ(苦笑)。
そう、Clubhouseのサービス利用者を見ていると、時代を変えてゆくであろう30代、40代が中心だ。もしかすると53歳の筆者はすでに邪魔者扱いされているもしれない。多分、俗に言うおじさんは、このClubhouseには入ってこないだろう。なによりもアプリのデザインが、おじさん向きではない。秘書がZoomをセッティングしているようなおじさんは参入してこないだろうと思う。ある意味、ビジネス版TikTokなのかもしれない。クールなクラブ的である。
Clubhouseは広報に使える。でも道具ではない。新しいコミュニティであり、接点であり、雑談の場でもある。飲み会が絶滅した今、新しい「場」として大きくなるだろう。サービス名の通り、クラブで酒を喰らいながら雑談に花を咲かせる感じある。居酒屋でくだを巻いているおじさんの参加する場ではない。
筆者もどんどん広報の雑談会を開催しようと思う。Clubhouseで見かけたらぜひとも茶々を入れてくれれば幸いである。とはいえ、金儲けの道具ではない。あくまでクールな雑談の場である。
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