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東京駅グランスタのマスコットガール「ふくらむちゃん」、3月末に“退社”

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東京駅構内の商業施設「GRANSTA(グランスタ)」のマスコットガールで宣伝部部長代理をつとめる「ふくらむちゃん」が、3月末日をもって“退社”することが、1月27日に自身の公式Twitterで発表された。

ふくらむ銀河にあるふくらむ国生まれの妖精で、「日本のがんばる人々を応援するため」地球にやってきたふくらむちゃんは、同施設のエリア拡大キャンペーンにおける「グランスタふくらむ」のキャッチフレーズにあわせ、2016年7月、マスコットガールとしてデビュー。

当初は派遣社員としての入社だったが、グランスタへの貢献が認められ、2017年10月から正社員となり、宣伝部部長代理に就任。駅構内の交通広告やデジタルサイネージなどの映像を中心としたプロモーション展開において、“心をふくらませる”活動を行ってきた。

駅構内に設置された「ふくらむちゃん柱」(現在は写真の場所から移転)。デビュー時の第1期は5本の柱に1体ずつのぬいぐるみが貼り付けられていたが、第2期には“柱”そのものに。第3期、4期と徐々にふくらんで手足が生えていく様子は、SNSなどでも拡散された。

デビューから約4年半、グランスタ内ショップとのコラボレーショングッズやシーズンごとのイベントなどを通し、来場者とのコミュニケーションだけではなく、施設内のスタッフ同士を結び付ける役割も担っていたというふくらむちゃん。

そんな中、2021年1月27日、公式Twitterアカウントにて突如、3月末をもって「退社」することが発表された。ファンたちからは、「東京に行くたびに触りに行った」「毎日通りがかっていたのに寂しい」と、引退を惜しむ声が寄せられている。

ふくらむちゃんTwitterアカウントより、直筆のメッセージ。

ふくらむちゃんの部下である鉄道会館の島田氏は、引退の背景について次のようにコメントした。

「ふくらむちゃんは宣伝部部長代理として、マスコットガールとして、柱になったり、お寿司やパンやタオルになったり、東京駅に神社や銀河を登場させたり、多種多様な活動を通して沢山の人に出会いました。そんな中で、この地球や日本と、生まれ故郷でもあるふくらむ銀河をつなぐような、よりスケールの大きな仕事をしてみたい!という夢が生まれ、その気持ちが次第にふくらんでいき、このたびグランスタ退社を決意しました」。

今後については、「銀河コンサルタントとしてふくらむ銀河を飛び回り、この宇宙をさらにふくらませるような仕事をしていきます。ときどきは地球のみなさんにお目にかかることもあるかもしれません」と話す。

「退社の発表に想像以上の反響をいただき、ふくらむちゃんに励まされていた人がこんなにいたのかと感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、青空に浮かぶ雲や、お餅、パンなどを見たとき、ふくらむちゃんをふと思い出していただければ幸いです」(島田氏)。

スタッフリスト

企画制作
鉄道会館+ジェイアール東日本企画+サン・アド
CD
神野禎治(ジェイアール東日本企画)
AD+D
藤田佳子
C
波間知良子
Pr
中川美幸・丸山博之
ぬいぐるみ作家
片岡メリヤス
美術
ARTSHOP KILIN

ecd:エグゼクティブクリエイティブディレクター/cd:クリエイティブディレクター/ad:アートディレクター/企画:プランナー/c:コピーライター/d:デザイナー/演出:ディレクター/td:テクニカルディレクター/flash:flash制作/me:マークアップ・エンジニア/pgr:プログラマー/epr:エグゼクティブプロデューサー/pr:プロデューサー/pm:プロダクションマネージャー/ap:アカウントプランナー/ma:録音/st:スタイリスト/hm:ヘアメイク/crd:コーディネーター/i:イラストレーター/cas:キャスティング/ae:アカウントエグゼクティブ(営業)/na:ナレーター