日本語が母語のネットユーザーは世界全体の2.6% 日本企業が多言語で発信する際に注意すべきこととは?

 

COVID-19がもたらしたDXの波

2020年はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で、生活する人々の行動やビジネス環境が激変しました。

多くの日本企業が「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」を掲げ、外出先からでも社内イントラネットに接続できるシステムを構築したり、申請用紙に記載・捺印をしていた社内決済フローを見直して電子化を推進したり、といった流れが急速に普及したように感じます。出社せずに自宅から勤務するリモートワークのスタイルも、今では当たり前となりました。

当社が関わらせていただく案件も2019年まではデジタルとアナログのハイブリッド・マーケティングソリューションが主体でしたが、2020年以降一気にデジタル関連の事業が伸び出して、リモートで働くメンバーのマインドセットも一気にシフトすることができたと実感しています。

デジタル化の流れは、ビジネスシーンにとどまりません。消費者がインターネットを使う機会や、オンラインショッピングを利用するシーンも桁違いに増えました。人々の関心や活動がオンラインに移っているということは、顧客と企業の接点・関係値を築く場所も必然的にオンラインになるということです。

続きを読むには無料会員登録が必要です。

残り 2809 / 3304 文字

KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。

登録に必要な情報は簡単な5項目のみとなります

「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です

会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします

作野 善教(doq®グループマネージングディレクター)
作野 善教(doq®グループマネージングディレクター)

2001年ビーコン・コミュニケーションズ入社、日本市場でのマーケティング全般における経験を経て、2006年より米国広告代理店レオバーネットのシカゴ本社にて米国ブランドのアジアパシフィック及び欧州・南米市場向けマーケティング立案を担当。2009年に世界と日本をマーケティングとイノベーションで繋ぐことをビジョンにシドニーでdoq®を創業。異なる文化と背景を持つ多様性に富んだチームと共に、20年50社以上に渡るグローバル市場でのマーケティングを手がけ様々な賞を受賞。オーストラリアの移民起業家を称えるエスニックビジネスアワードにおいて史上2人目の日本人ファイナリストにも選出される。2008年シカゴ大学ニューアントレプレナーズプログラム修了。2011年ニューサウスウェールズ大学AGSMにてMBAを取得。2014年クロスカルチャーマーケティングエキスパートとしてTEDxTitechに登壇。2018年ハイパーアイランド・シンガポール校にてデジタルメディアマネジメント修士号を取得。

作野 善教(doq®グループマネージングディレクター)

2001年ビーコン・コミュニケーションズ入社、日本市場でのマーケティング全般における経験を経て、2006年より米国広告代理店レオバーネットのシカゴ本社にて米国ブランドのアジアパシフィック及び欧州・南米市場向けマーケティング立案を担当。2009年に世界と日本をマーケティングとイノベーションで繋ぐことをビジョンにシドニーでdoq®を創業。異なる文化と背景を持つ多様性に富んだチームと共に、20年50社以上に渡るグローバル市場でのマーケティングを手がけ様々な賞を受賞。オーストラリアの移民起業家を称えるエスニックビジネスアワードにおいて史上2人目の日本人ファイナリストにも選出される。2008年シカゴ大学ニューアントレプレナーズプログラム修了。2011年ニューサウスウェールズ大学AGSMにてMBAを取得。2014年クロスカルチャーマーケティングエキスパートとしてTEDxTitechに登壇。2018年ハイパーアイランド・シンガポール校にてデジタルメディアマネジメント修士号を取得。

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

このコラムを読んだ方におススメのコラム

    タイアップ