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インテージがRNIを子会社化 データ活用で購買基点のDXを促進

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マーケティングデータを提供するインテージが21日、リサーチ・アンド・イノベーションの発行済株式の一部を取得する株式譲渡契約書を締結し、子会社化したことを発表した。

RNIは、レシートとバーコードをスキャンして各種提携ポイントに交換できるスマートフォンアプリ「CODE」を運営。これにより買い物登録MAU31万人、月間3400万件の買い物情報や累計5000万件の商品評価情報を随時取得し、アプリ会員に直接アンケートを実施できる「秒速リサーチ」や、前日までの購買データを閲覧・分析できる「CODE for Business」などのサービスを提供している。

一方のインテージは全国5万人の購買行動を捕捉するSCI®(全国個人消費者パネル調査)提供しており、バーコード単位で、ブランド情報・属性情報を整備した商品マスタを構築・運用している。

今後、両社の購買データを一括活用することで、全国数十万人規模の購買データサービスをつくるだけではなく、消費財ブランドメーカーや小売業各社が生活者と直接コミュニケーションがとれるプラットフォームを構築。企業の購買起点のDXを促進し、ビジネスプロセスの刷新を進めていくとしている。