P&Gジャパンは5月26日、従業員の労働環境の改善を目指し、LGBTQ+の人たちへの「アライ」(理解者・支援者)育成プログラムを開発したと発表した。
「平等な機会とインクルーシブな世界の実現(Equality & Inclusion =E&I)」を経営戦略の一環に掲げる同社は、以前から同性パートナーシップ制度など福利厚生の整備、ステッカーを通じたアライの表明など、LGBTQ+に属する人たちの働きやすい環境づくりに努めてきた。
その一環として、4月21~26日に全国の15〜69歳の男女5000人を対象にアンケート調査を実施し、LGBTQ+やアライへの理解度を調べた。すると、日本の20~60代のLGBTQ+の当事者が最も生きづらさや苦労を感じているコミュニティは「職場」であるということが明らかとなった。
そしてこの度、アライを育成する研修を、プライドハウス東京など支援団体協力のもと完成させた。研修内容は、講義とワークショップの2パートで構成。前半は座学で、LGBTQ+に関する基礎知識やスキルを身に付ける。後半はワークショップで、参加者同士でのディスカッションを通して、一人ひとりがアライとなって何ができるかを考えていく。オンライン開催で、講師はP&Gの中でも特にインクルージョンに精通した社員や執行役員が担当するという。
本研修は今後、社外へ無償提供していくといい、すでにウエルシア薬局、神戸市役所への提供が決まっている。
新着CM
-
広報
旅行系インフルエンサーに聞く、「観た人に足を運んでもらう」動画づくりの3ステップ
-
クリエイティブ
なかねかな。ら、SNSで話題の人物を起用した「#ラインモの大クセ到来ンモ」の狙い...
-
AD
Amazon Ads
オン・オフ問わず広がるAmazon Ads
-
販売促進
チラシ利用に関する意識調査 小売提供アプリが新聞折込に次ぐ情報収集ツールに
-
AD
マーケティング
従業員の意識もアップデート させるコミュニケーションとは? ――株式会社フラクタ
-
クリエイティブ
リサイクルに留まらない新サイクルを構築 三井不動産「KISARAZU CONCE...
-
AD
特集
ITで踏み出す新たな一歩をともに。イベントDXのスプラシア
-
広報
豊橋市、ヤングケアラー支援者向けのガイドブック配布
-
広報
社会からのメッセージを反映した広報活動を—「企業広報賞」表彰式開催
ランキング
- ランキング作成中です。