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楽天、「プライド月間」に合わせLGBTQ+への理解促すオンラインパレードを実施

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楽天は6月1日、LGBTQ+に関する理解促進などを目的とした活動「Walk Together with Pride」を開始。同社は例年、オフラインで「東京レインボープライド」*に参加していた。今回は初のオンライン上で“パレード”する試み。LGBTQ+の権利についての啓発を促す「プライド月間」に合わせたキャンペーンで、6月30日まで。

1日にオープンした特設サイトでは、オリジナルのバーチャル背景画像やぬりえ用のイラストデータを展開。このぬりえに自分なりに色を足し、フラッグ(旗)に見立ててSNSでシェアすることで「オンラインプライドパレード」に参加できる。

楽天の公式キャラクター「お買いものパンダ」が描かれたぬりえの色付け例。

また、フリマアプリの楽天「ラクマ」は、虹色の楽天ロゴがプリントされた梱包用テープ「楽天レインボーテープ」を作成。「楽天モバイル」の一部店舗で無料配布するほか、「ラクマ」の出品代行サービス「ラクまるっと」の商品梱包時にも使用される。

同社によると、今年は新型コロナの影響で「東京レインボープライド2021」(4月24日~5月5日)がリアルな場で開催できなかったことを受け、オンラインで“パレード”を開催しようと企画した。

同社はダイバーシティへの取り組みを企業戦略の柱に位置付けており、これまでにも同性パートナーの配偶者を持つ従業員を対象とした福利厚生や社内制度を導入したり、多目的トイレの設置、理解促進に向けたセミナーを開催したりしている。

*LGBTQ+はじめセクシャル・マイノリティへの理解促進を目的としたイベント。東京レインボープライドが主催。