RJCリサーチが9月24日発表した地域別のドラッグストア認知度調査で、「マツモトキヨシ」が全国平均86.9%とトップとなった。対象者は13歳〜59歳の男女LINEユーザーで有効回答数は4410人。8月20〜23日にかけて調査した。
「マツモトキヨシ」以下、全国での認知度が高い順に「スギ薬局」72.0%、「ウエルシア薬局」が67.7%、「ココカラファイン」61.5%となった。利用経験率でも「マツモトキヨシ」が73.6%で首位。次いで「ウエルシア薬局」が49.9%、「スギ薬局」が44.2%と、認知度とは二番手、三番手が逆転した。
地域別では、北海道での認知度、利用経験率共に「ツルハドラッグ」が1位。地盤とするエリアでの強さを見せた。「マツモトキヨシ」が認知度79.9%、利用経験率41.3%、「サンドラッグ」が認知度71.7%、利用経験率55.9%となった。
愛知県に本部を置く「スギ薬局」は、中部エリア(新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知)での認知度が78.3%、利用経験率が58.3%だった。同地域での8月時点の「スギ薬局」店舗数は494店舗。また、近畿エリア(三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)では認知度91.2%、利用経験率58.3%だった。出店数は437店。
福岡県に本社を置く「ディスカウントドラッグ コスモス」(コスモス薬品)は、九州・沖縄エリアでの認知度が58.2%、利用経験率が53.7%だった。コスモス薬品は九州に567店舗を持つ。「マツモトキヨシ」の九州・沖縄の店舗数は184と店舗数では大きく上回るものの、認知度や利用経験率では及ばない形となった。
マツモトキヨシは1990年前後の東京・上野アメ横店、渋谷センター街店による話題化や、96年ごろのテレビCMで注目を集めた経緯がある。マツモトキヨシの「音商標」に関する知財高裁の判決文要旨でも同ブランドの認知度の高さが指摘された。一般的に他人の氏名を含む商標を登録できないものの、テレビCMや店内でフレーズとして使用されて全国的に著名であることから、音商標として認められるとした。
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