ネット広告の「✕」マークを押して非表示にする人が7割近くに上ることがわかった。ネオマーケティングが全国20歳〜79歳の男女1000人を対象とした調査結果を10月28日に発表した。調査は10月18〜20日にネットで実施。
「広告の『✕』を押す」ことについて、「よく行う」人は40.4%、「たまに行う」人は26.7%で、合計67.1%となった。表示された広告に対し、「自分に関係がない」などの報告を「よく行う」人は11.6%、「たまに行う」人は23.0%で、合計で34.6%だった。Webサイト側が、グーグルやヤフーなどの広告配信を利用して掲載している場合、表示された広告の〈i〉のアイコンをクリックして、その広告に対して閲覧者から意見を送ることができる。ほかに「内容が不適切」「掲載位置が不適切」などの選択肢もある。
広告表示をブラウザ側で遮断する「広告ブロックアプリ」では「よく行う(=使う)」人は10.0%、「たまに行う(=使う)」人は13.4%だった。「広告を消すために課金する(=利用料などを払う)」では、「よく行う」人が2.2%、「たまに行う」人が5.4%。「一度も行ったことがない」人が80.4%だった。
Webサイトの閲覧履歴などに基づいて広告を配信する「追跡型(トラッキング)広告」が「不快」かについては、「とてもそう思う」と答えた人は28.5%、「ややそう思う」とした人は25.4%で、合計53.9%と半数を超えた。「不信感を抱く」については「とてもそう思う」が24.6%、「ややそう思う」が27.6%だった。また、「質の悪い(自分に不必要な)広告が出てくる」という選択肢では、「とてもそう思う」が20.3%、「ややそう思う」22.0%となった。
「追跡型広告」に対するポジティブな感想では、「便利」かについては、「とてもそう思う」が4.4%、「ややそう思う」が12.1%。「購買意欲が高まる」で「とてもそう思う」が2.0%、「ややそう思う」が6.5%。「質のいい(自分に必要な)広告が出てくる」で「とてもそう思う」が2.1%、「ややそう思う」が9.1%だった。
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