第3回 世界の見え方をガラリと変える、そんなコピーに出会いたい(作家:浅生 鴨)

使える言葉が増えるほど、世界の解像度が増す

世界をより高い解像度で見るためにも言葉の力は必要になる。たとえ目の前に同じものが置かれていても、言葉を持っているか持っていないかでは、見え方が異なってくる。夜空を見上げて目に入る星を、単なる美しい光の煌めきだと思うか、それぞれの名前を呼ぶのかでは、夜空に対する解像度が異なるし、街の中を歩いているとき、道端に生えている草木が単なる草木に見えるのか、それともその一つひとつの名前がわかるのかでも同じく街の見え方が違ってくる。

続きを読むには無料会員登録が必要です。

残り 686 / 1933 文字

KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。

登録に必要な情報は簡単な5項目のみとなります

「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です

会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします

宣伝会議 編集部
宣伝会議 編集部
宣伝会議 編集部
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

このコラムを読んだ方におススメのコラム

    タイアップ