三菱自動車は11月25日、ネットモール「楽天市場」で新車の定額販売を始めたと発表した。「三菱自動車公式楽天市場店」として、専用ページをオープンした。SUV「エクリプスクロス PHEVモデル」「アウトランダー PHEVモデル」と、軽自動車「ekクロス」「ekワゴン」など計6車種を扱う。
「公式楽天市場店」で商品内容の確認やグレード、カラーなどの仕様の決定、購入申し込みができる。与信審査や契約手続きは郵送。納車やアフターサービスは三菱自のディーラーで実施する。
定額販売では本田技研工業が10月に専用サイト「Honda ON」をオープン。これまでディーラーで受け付けていた定額販売サービス「楽らくまるごとプラン」をオンラインでも申し込めるようにした。
クルマの完全な新車販売に先鞭を付けたのは日産自動車だ。新型車「日産アリア」で専用Webサイトを開設、11月26日から通常グレード「B6」の受付を始める。限定版の「B6 limited」は同21日で受付を終了した。
注文時にディーラーを介さない動きが進んでいるが、クルマ選びの情報源としてはディーラーが強い。定額カーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイルの調査では、「車種を選ぶ際の情報収集の手段」を尋ねる問いに対し、2021年は「ディーラー」と回答した人が52.7%となった。2020年は46.8%で、5.9ポイント上昇した。「Web検索」を挙げた人は、2020年の40.5%から21年は37.3%と、3.2ポイント減少した。
一方、「クルマを見ずに購入を決めた」という人が増えてきたことも伺える。同じナイルの調査で、2021年に「実物を見ないで車種を決めた」とした人は、有効回答数1203人中24.5%だった。2016年は20.1%で、5年間で4.4ポイント増加した。見ずに決められた理由のトップは「乗っていた・知っていたから」が22.5%。次いで「店員・友人に勧められたから」が20.2%、「ネットで調べたから」が18.5%となった。「CMで見たから」は4.6%だった。
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