KINTO、ライブ配信でサブスク訴求 17LIVEで今夏実施

トヨタ自動車傘下で新車のサブスクリプションサービス「KINTO」を手がけるKINTOは今夏、ライブ動画配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」の配信者(=ライバー)を起用したプロモーションを実施する。ライバーが、サブスクサービスの利用方法やメリットを紹介、視聴者からの質問に答えて、「KINTO」をアピールする。申し込みは通常どおり「KINTO」のWebサイトか、トヨタの販売店で受け付ける。

3月30日から4月12日にかけ、「ライバー」のオーディションを実施する。5月末に1人をKINTO公式アンバサダーとして選出する予定。KINTO取り扱いのトヨタ車を1年間、無料で利用できるなどの特典がある。オンライン広告にも起用する。

「KINTO」の、19年3月から22年1月末までの累計申し込み件数は約3万2000件。足元の数値では1カ月あたり1500〜2000件で推移している。「ライブ配信の視聴を通じ、『KINTO』のメリットや利用方法についての理解を深めていただきたい。クルマは即断即決の商品ではないが、ライブ配信をきっかけにじっくりと検討いただき、サービス利用の申し込みにつなげられれば」(KINTO担当者)

「17LIVE」を舞台に選んだ理由は、「国内ライブ配信サービスの中でもダウンロード数がトップクラスで広く普及しており、オーディエンスの年齢層も幅広いため」。「17LIVE」登録者は21年9月時点で5000万人に上るという。今回の取り組みでは配信中の申し込み受付などはしないが、「新たなビジネスモデルの構築にもつなげたい」として、いわゆる「ライブコマース」(リアルタイム動画配信とネット通販を組み合わせた施策)にも含みを持たせた。

顧客や見込み客との継続的なコミュニケーションはサブスクサービスの重要な要素のひとつだ。KINTOはことし1月末、クルマの購入後にも安全装備の追加やリフォーム、運転状況に合わせた最適化などを施すサービス「KINTO FACTORY(ファクトリー)」をスタートさせた。

日本自動車販売協会連合会の統計では、新車販売台数(登録車)は2018年の334万7943台から、2021年は279万5818台と減少する一方、内閣府「消費動向調査」では新車の平均試用期間は長期化傾向。新規購入や買い替え以外の収益源創出が課題となっている。

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