パーソルホールディングスは3月18日から、「話そう！ パーソル」と題した広告キャンペーンを展開中だ。テレビCMを同日から放送しているほか、Webや交通広告を実施している。出演は2019年から起用している、タレントの内村光良さん。広告会社は電通。19〜20年は博報堂だった。

「ガチャピン」篇から

内村さんが「はたらく」をテーマにインタビュアーを務めるシリーズ広告で、第一弾では、童話『白雪姫』のかたき役の魔女や、人気キャラクター「ガチャピン」が登場。魔女には「なぜ悪役を続けることができるのか」、“5歳”という年齢ながら、芸歴49年を数えるガチャピンには、その原動力を尋ねる。

テレビCMの放送エリアは関東、関西、東海、北海道、宮城、広島、福岡。オンラインでも展開しており、YouTubeやYahoo!、Facebook、Instagramのほか、TVerやABEMAでも流している。

パーソルホールディングスの業績は好調だ。直近の2月14日発表の2022年3月期売上高予想は、前年比11.5％増の1兆600億円で、営業利益は同比86.6％増の480億円、純利益は同比80.6％増の277億円と、利益が前年から大きく伸長する見込み。

主軸の人材派遣領域で、稼働者数が伸びたほか、官公庁や自治体の間接業務の外部委託（BPO）が拡大し、営業利益が大幅に伸びた。人材紹介でもマーケティング投資や採用を強化したが、増収により営業黒字に転換した。