講談社は10月30日、都内で「講談社メディアカンファレンス2026」を開催し、「講談社メディアアワード2026」の贈賞式を実施した。
「講談社メディアアワード」は、40年間続いた「講談社広告賞」を前身とし、2019年に誕生したアワード。講談社と広告主の共創によって生まれた、未来志向の優れた広告企画を顕彰している。
今年は45企画がエントリーし、審査を経て5企画が受賞。さらに「パートナーシップ賞」と「NEW MEDIA CHALLENGE」もそれぞれ1企画が選ばれた。
贈賞式の様子。前列は受賞企業、後列は審査員
日本代表ユニフォームの販売は過去最高に
受賞企画の一つが、アディダス ジャパンの「アディダス サッカー日本代表 2026 ユニフォーム ブルーロック カスタム 世界でひとつのエゴジャージを」キャンペーンだ。
今年6~7月に開かれたFIFAワールドカップ2026に合わせ、人気サッカー漫画「ブルーロック」とコラボレーション。描き下ろしイラストを使ったユニフォームのカスタマイズ体験を提供し、サッカーメディア「ゲキサカ」での情報発信と店頭施策を組み合わせた。
講談社の審査会レポートによると、対象流通のゼビオグループ全店舗における日本代表ユニフォームの販売枚数は、過去最高となる3万点を記録した。審査員からは、漫画IPの魅力とサッカーメディアの発信力、ワールドカップへの期待感を組み合わせ、購買につながる体験を創出した点が評価された。
サッポロビールの「赤星探偵団『ギャルとオヤジと赤星と。』」も受賞した。
サッポロラガービール「赤星」の魅力を紹介するオウンドメディア「赤星探偵団」と、ファッション誌「ViVi」のコラボレーション企画。昭和の雰囲気を愛するオヤジと、令和に生きるギャルという対照的な組み合わせを通じて、若年層に瓶ビールや酒場文化の魅力を伝えた。
「赤星探偵団」は10年間にわたり、ブランドのファンや取扱店との関係構築を続けてきた。審査では、既存顧客とのつながりを維持しながら、新たな世代へ訴求対象を広げた点や、継続的なコンテンツ発信によってブランド価値を蓄積してきた点に注目が集まった。


