ノバセルが「指名検索」を指標にしたCM効果を可視化する新サービスをローンチ

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ラクスルのグループ会社であるノバセルは4月6日、新規事業戦略発表会を開催。同社・代表取締役社長の田部正樹氏が、テレビCMにかかわるマーケティングの構造的な課題について説明し、その課題を解決する3つの新事業が発表された。

田部氏は広告手段としてテレビCMが使いづらいとされている理由に「費用が高い」「効果が見えない・合わない」などを挙げ、多額の投資に対する効果が可視化できていないと指摘。インターネット広告同様に、テレビCMでもリアルタイムに効果を可視化することでPDCAを回す必要があると述べた。同社ではこれまで、運用型テレビCMサービス「ノバセル」を展開し、CMの効果を地域別・素材別・番組別にリアルタイムで可視化してきた。

今回、発表された新事業のひとつである「ノバセルトレンド」は、新たに「指名検索」という指標でCM効果を可視化するサービス。同サービスはCM放映時間の前後3分での指名検索増加分をCM効果として計測する。田部氏は「脱サードパーティーCookieの時代へ突入し、個人特定した追跡型広告からの脱却が求められる」と指名検索が重要となる背景を説明。

検討の起点となる検索が「指名検索」の場合、一般検索と比較してCVRが約12倍違うとYahoo!Japanの研究結果を紹介し、「ユーザーが自然と想起し検討対象に入れてもらうことが重要になり自社と競合とのCM効果を『指名検索数』という指標に注目して比較するべきだ」と語った。

「ノバセルトレンド」は「指名検索」という指標でCM効果を可視化し、誰でも競合分析や業界トレンドのインプットを可能にするサービス。

このほか、マーケティング戦略人材の不足に対応し、最短20分で100名の顧客の声を集めて経営判断に活かすことのできる超高速定量調査サービス「ノビシロ」や、広告出稿における費用の不透明さを解消する成功報酬型でマージンを決定するサービス「クロスコミット」のリリースも発表。「運用型テレビCMサービスだけではなく、『マーケティングプラットフォーム』として、誰もが最適化された正しいマーケティングができる世界をつくりたい」と展望を語った。

ノバセルが新規事業戦略として掲げた「マーケティングプラットフォーム」の全体像。


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