クラシコムが運営する「北欧、暮らしの道具店」が、4月28日（木）・29日（金）の2夜連続でYouTube上でオリジナルドラマを公開する。ドラマ作品は『青葉家のテーブル』（2018）『ひとりごとエプロン』（2019）『スーツケース・ジャーニー』（2020）に続く4作目となる。

タイトルは『庭には二羽』（にわにはにわ）。主演は18年に「ミムラ」から改名した美村里江が務める。不動産エージェントである主人公と、金継ぎ修繕士の2人が探偵ごっこで騒動を巻き起こす物語だ。脚本はコントグループ「テニスコート」の神谷圭介が担当し、舞台で培ったコメディセンスと映像での経験が生かされたストーリーとなる。

「北欧、暮らしの道具店」は近年動画コンテンツに注力し、公式YouTubeチャンネルの登録者数は50万人を超えた。2018年に開始したオリジナルドラマ1作目は、再生回数は約800万回、企業コラボでのスピンオフも3話公開した。2021年には映画化を果たし、全国50カ所以上で劇場公開。現在はAmazonプライムで配信される展開を見せている。

４作品それぞれ出演者やストーリーは異なるが、流れる空気や美術などの世界観は共通している。動画制作を通じ、「北欧、暮らしの道具店」は映像レーベルのような存在を目指していくという。