消費者庁は6月21日、生活家電や衛生除菌剤の製造販売を手がけるレッドスパイス(横浜市、代表取締役=ウ・シォウビン)に対し、景品表示法違反(優良誤認)があったとして、363万円の課徴金納付命令を出した。首にかけるタイプの二酸化塩素発生剤で、周囲のウイルスや菌が除菌されるかのようにうたっていた。
問題となった表示の一部
商品名は「SARARITO(サラリト)ウイルスブロッカー」。パッケージや自社Webサイトで、首から商品を提げた人物のイラストと「塩素成分で周囲のウイルスを除菌・除去」「家・電車・オフィス・学校・病院等 ウイルスが気になる場所から普段居る場所まで」などと表示していた。
「使用環境によって効果が異なります。」「本製品は全てのウイルス、菌に効果がある物ではありません。」「使用状況により成分の効果は異なります。風のある屋外や、空
気の流れが強い場所では十分に効果が発揮できません。」といった記載を添えていたが、消費者庁は打ち消し効果はないと判断した。レッドスパイスが提出した表示の裏付けとなる資料も、根拠として認めなかった。
課徴金の額は363万円で、2020年5月1日から21年4月8日までの間の売上額の3%。
レッドスパイスは20年から21年にかけ、東京都のほか、横浜市、岐阜県、愛知県、福岡県にマスクやフェイスシールドなどを寄贈し、感謝状を受け取っていた。
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