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「感じるブックジャケット」展が大阪・名古屋に巡回 クリエイター50組以上が制作

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2021年9月に東京で開催された「感じるブックジャケット 2011→2021」展が大阪・名古屋にて巡回開催される。竹尾とともに月刊『ブレーン』(宣伝会議発行)で2011年から連載中の企画「感じるブックジャケット」で、50組以上のクリエイターが制作した文庫本サイズのブックジャケットが一堂に会する。会期は大阪が6月24日から7月31日まで、名古屋が7月20日から同29日まで。

2020年に本企画に参加した田中せり氏(電通)が手がけたメインビジュアル。

開催中の大阪・竹尾 淀屋橋見本帖の様子(7月31日まで)。

「感じるブックジャケット」は、竹尾が扱うさまざまな質感のファインペーパーを使用し、多彩な印刷加工技術を掛け合わせることで、触って感じる新しいブックジャケットをクリエイターが提案。完成したブックジャケットの実物を『ブレーン』本誌に綴じ込む、という企画だ。2021年に開始から丸10年を迎え、本展が実現した。

これまでの制作例。川上恵莉子「2016/2006」(ファーストヴィンテージ)。

加瀬透「本を読む人」(NTストライプGA)。

田中せり「Bodies」(NTスフール)。

紙の特性や、質感、本のカバーとしての機能などから着想されたひとつとして同じものがないコンセプトとデザインの妙、印刷・加工によって引き出されたファインペーパーの魅力を楽しむことができる。

開催概要は以下のとおり。

【大阪巡回】
会場:竹尾 淀屋橋見本帖
会期:2022年6月24日(金)-7月31日(日)
   11:00-18:00 会期中無休
協力:株式会社宣伝会議、株式会社美箔ワタナベ、白山印刷株式会社
※『感じるブックジャケット2011→2021 スペシャルブック』を淀屋橋見本帖のみ会場限定販売(1200円/税込)

【名古屋巡回】
会場:名古屋造形大学ギャラリー
会期:7月20日(水)-7月29日(金)
   11:00-19:00
※24日(日)は休館
※「日本タイポグラフィ年鑑2022作品展」「第68回ニューヨークタイプディレクターズクラブ展」と同時開催
協力:名古屋造形大学、株式会社宣伝会議、株式会社美箔ワタナベ、白山印刷株式会社

ブックジャケット制作デザイナー:
木住野彰悟/大黒大悟/白井陽平/何直己/津田英司/本村耕平/髙田唯/岡本健/窪田新/中野豪雄/カイシトモヤ/大西隆介/関本明子/池澤樹/髙谷廉/小野勇介/前田豊/加藤智啓/内田喜基/米山菜津子/三澤遥/SPREAD/池上直樹/久能真理/白本由佳/小杉幸一/福田秀之/橋本祐治/大久保明子/吉岡秀典/村上雅士/川上恵莉子/上西祐理/矢後直規/浅葉球/玉置太一/佐々木俊/古屋貴広/鎌田順也/藤田佳子/田久保彬/水戸部功/花原正基/福澤卓馬/石黒篤史/小野恵央/中臺隆平/小林一毅/清水彩香/矢嶋大祐/加瀬透/田中せり/野田紗代/竹田美織/安藤真理/木村浩康
(敬称略・雑誌『ブレーン』掲載順)