TBSホールディングスの2022年度第1四半期の売上高は、前年比3.0%増の889億6400万円だった。テレビのタイム・スポット収入の減収分を、配信事業やTBSテレビの事業部門の伸長が上回り、増収となった。営業利益は同比17.5%減の7227億円だった。番組制作費の増加が響いた。8月4日に発表した。
TBSテレビ(写真=東京スポーツ/アフロ)
TBSテレビの22年度第1四半期売上高は、548億6400万円で前年比2.0%増だった。タイムは前年比3.5%減の195億6500万円で、前年から7億1100万円減少した。ゴルフ中継の「マスターズ」や、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)関連のキャンペーンがけん引したものの、レギュラー番組の減収が大きかった。
スポットは同比1.6%減の215億800万円で、3億5700万円の減少だった。関東地区の広告投下量が前年比94.4%となり、減収。在京キー局5局注のシェアは同比0.8ポイント増の21.2%となった。7月は『世界陸上』のセールスが想定を上回る見込み。スポットも持ち直しが見られるという。
国内への番組販売や、無料動画配信での広告収入を含むコンテンツ収入は大きく伸長し、前年比24.4%増の58億2000万円だった。ドラマを中心とした無料、有料の動画配信が好調。「TVer」のほか、「TBS FREE」や「GYAO!」などの無料配信収入は同比53.0%増、有料配信収入は同比36.0%増だった。一方、再生回数やユニークブラウザー(UB)数は減少。再生回数は同比2.7%減、UB数は同比1.4%減だった。
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