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女性の視点で審査する広告賞「Gerety Awards」日本からLIFULLなど入賞

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女性の視点から優れた広告を全世界から選出する、第4回「Gerety Awards」の受賞作品が9月6日に発表された。7月にショートリストに選ばれた314作品のなかで、グランプリ5作品(1作品が2つのグランプリを受賞)、金賞34作品、銀賞58作品、銅賞77作品が選出された。

【参考】女性の視点で審査する広告賞「Gerety Awards」日本の審査員を発表

グランプリが贈られたのは、Bodyform/Libresseの「#PainStories」、VICE Mediaの「Unfiltered History Tour」、Channel 4が東京2020パラリンピック向けに制作した「Super. Human.」、Whirlpoolの「Plasticoff」。「Unfiltered History Tour」は、コミュニケーションとエクスペリエンスの2つのカテゴリでグランプリを受賞している。

また日本からは、LIFULLの「ECOLATE」が銀賞、長崎新聞社の「13865 black dots and 2 red dots」が銅賞を受賞した。

LIFULLによる、カカオの廃材からチョコレートをつくったプロジェクト「ECOLATE」。

 

長崎新聞社による「13865 black dots and 2 red dots」。2021年8月9日の長崎新聞に掲載された30段広告で、黒い丸い点は世界中に存在する核兵器の数(当時)を示している。

 
Gerety Awardsは2019年からスタート。審査員は全て女性が務めるが、女性に向けてつくられた広告だけでなく、あらゆる広告が対象。市場の状況に即した広告の基準をつくるとともに、従来から求められてきた広告の基準を再定義することを目的としている。