カルビーは4月12日、対象商品の購入者に対し、おまけとしてNFTを配布する「NFTチップスキャンペーン」を開始した。購買と紐づいて段階的に成長していく NFT を、キャンペーンのおまけとして配布するのは日本初の試みだ。
カルビーは2022年7月、農業体験ゲーム「Astar Farm」上で同社にとって初めてのNFT施策を実施していた。今回はそれに次ぐ第2弾のNFT施策となる。
※第1弾施策に関する記事「カルビーがNFT配布施策でゲームに着目した本当の理由」
カルビーが今回実施する「NFTチップスキャンペーン」は、対象商品を購入する度におまけとしてついてくる「ポテトNFT」に水やりなどをして、ポテトNFTの「成長」を楽しむことができるというもの。前施策に引き続き、キャンペーンにゲーム性を持たせた施策として実施される。
おまけである「ポテトNFT」は、6種類ある対象商品を購入した後にカルビーのスマートフォンアプリ「カルビー ルビープログラム」で折りパケ※を登録したユーザーに無料で配布される。NFTは、対象商品の空きパッケージを同アプリで登録する度に成長。5回空きパッケージを登録をすると、架空の世界「じゃがバース」のキャラクターを収穫できる権利が与えられる仕組みだ。
収穫できるキャラクターの中には、アタリのような“金のキャラクター”が存在。ランダムで登場する“金のキャラクター”を収穫したユーザーには、100名様限定でカルビー公式オンラインショップ限定販売中のポテトチップスをプレゼントする。
カルビーは、「ポテトNFT」保有者には今後、新しいデジタル体験を提供するとしている。
【関連記事】
・マーケター必見 Web3.0時代に変わる顧客との関係性とデータ活用
・サッポロビールの施策から学ぶ、NFTがファンマーケに役立つ理由
・ポストクッキー時代、サードパーティーデータに代わる「トークングラフ」とは何か
月刊『宣伝会議』5月号
現在発売中の月刊『宣伝会議』5月号(4月1日発売)の特集テーマは「Web3.0時代のマーケティング」
人々の価値観や行動が変化する際、当然ながら企業と生活者の関係性も変わっていきます。特集ではWeb3.0時代のマーケティングをテーマに、生活者が期待するこれからの企業との関係性、さらにブロックチェーンやNFT、メタバースといったテクノロジーを企業がどうマーケティングに活用していけるのか、事例を踏まえて紹介しています。
詳細はこちら
新着CM
-
AD
宣伝会議
【広報部対象】旭化成のグローバル社内イベント成功事例を紹介
-
広告ビジネス・メディア
グーグル、Cookie廃止を延期 利害調整…年内に終わらず
-
広報
「ぽぽちゃん生産終了」綴ったnoteが1200スキ以上を集めたワケ
-
AD
広報
東京都「伝わる広報大賞」受賞作が決定 都民一人ひとりに届ける広報活動を活性化
-
クリエイティブ
2008年から続く東京ガスの企業CM、ルーツはラジオCMにアリ
-
マーケティング
来店客が若返り、新規客増…食品との併せ買い1.4倍 イトーヨーカドー
-
広報
市長アバターが英語で情報発信 横須賀市の生成AI活用
-
AD
特集
広報業務が変わる!PRのデジタルトランスフォーメーション
-
販売促進
友人同士の宅飲みを再現した居酒屋 若年層へのブランド戦略、サントリー