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ファッションスニーカー市場に革新的なアイデアを(アディダスジャパン)/販促コンペ・企業オリエン

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このほど実施された「第15回販促コンペ」課題協賛企業のオリエンテーションから、ここでしか読めない、より詳しい内容をお伝えしていきます。販促コンペ応募期間は6月6日13時まで。公式サイトはこちら

今回はアディダスジャパンの「ファッションスニーカーが買いたくなるプロモーションアイデア」についてのオリエンテーションです。課題詳細ページはこちら

 
私たちadidasブランドは、グローバルで「スポーツを通して、私たちには人々の人生を変える力があります」という信念を掲げ、ビジネスを行っています。そして、その信念のもと「世界最高のスポーツブランドになること」をミッションにしています。

また、私たちは「Impossible Is Nothing=不可能なんて、ありえない。」という精神で日々活動しており、このようなブランドの信念や目指す姿を常日頃からしっかりと伝えられるようにしています。

次に、adidasブランドが持つ3つのロゴを順番にご説明します。

まずは、スポーツパフォーマンスを表すロゴ。こちらは一番新しいロゴで、サッカーの日本代表のユニフォームについているロゴと同じものです。スポーツを行う際に着用する商品に付けられています。2つ目は、葉っぱの形をしたロゴです。オリジナルスと呼んでいるカテゴリーで、スポーツからインスパイアされたストリートファッションのカテゴリーのロゴです。

最後はスポーツウェアというカテゴリーに付けられているロゴです。「スポーツ生まれ、普段使い」という言葉を使っているのですが、スポーツの要素を取り入れた普段着や移動着として位置づけられているカテゴリーになります。

この3つのロゴ(カテゴリー)でadidasブランドは構成されています。

ファッションスニーカー市場が抱える販促の課題

次に、市場について簡単にご説明します。スポーツ業界において、シューズは大きくは「スポーツシューズ」と「ファッションスニーカー」の2つに分かれています。

スポーツシューズというのは、ランニングシューズやサッカースパイクなどです。このカテゴリーは、機能性の訴求や機能を実感してもらうことで、購入いただくという手法で販売しています。

一方で、ファッションスニーカーは、商品のデザイン以外で購入につなげる施策が特に確立されていないというのが現状です。業界では、ノベルティを活用して購買の最後の一押しをするということがスタンダードな施策になっていますが、これ以外に新しく革新的なプロモーション手法がいま、必要となっています。

スニーカーショップに来店するZ世代がターゲット

次はターゲットについてです。今回は、直営店やadidasの商品だけを売っている店舗ではなく、スポーツ流通やスニーカーショップなど複数のブランドを扱っているショップへ来店する10~20代の男女、いわゆるZ世代の方々をターゲットにしています。

Z世代の方々は、事前にSNSなどで調べて、ある程度の情報と商品の選択肢を持って来店されます。選択肢を持った上で、ショップで実際にシューズを履いて、買うかどうかを決めます。このように特定の商品を買おうと決めているわけではない人たちが、1つのターゲットです。もう1つは、事前にECなどで、欲しい商品を調べてショップで直接買おうと決めている方々もターゲットです。

一方、それぞれプロモーションのアプローチも異なってくるかと思いますので、どちらかのタイプを選んでいただいて、それぞれのターゲットに合ったプロモーションの手法を考えていただければ大丈夫です。チャネルは実店舗とオンライン、どちらでも構いません。

プロモーションを考える対象商品については、特定の商品を決めていません。普段使いをするスポーツウェアカテゴリーの商品とストリートファッションであるオリジナルスの商品といった、2つのファッションスニーカーカテゴリー全体をお題としています。

adidasブランドの世界観を踏襲

最後に、トーン&マナーについては3つご説明します。

1つは、adidasブランドの世界観からかけ離れないこと。私たちは“リアルを重んじる”ということを常に気を付けています。つまり、現実からかけ離れたような誇張された表現は避けるという意味です。また、adidasは王道感や創造的というような特徴も持っているため、このような世界観から大きく外れるものは避けていただきです。

2つ目は、「サステナビリティ」です。環境に配慮した商品づくりはもちろんのこと、プロモーションに関しても環境に配慮した活動を行っています。例えば、ノベルティを考える場合も、ゴミになってしまう素材や再生できない素材の使用は避けています。今回もそのような点も配慮していただければと思います。

3つ目は、「インクルーシビティ(inclusivity)」です。どの業界にも重要な要素かと思いますが、アイデアは多様性に富んで差別のない開かれた表現でお願いします。

商品を決めていないという少し漠然とした課題にはなっていますが、自由で革新的なアイデアをお待ちしています。

アディダスジャパンの課題詳細ページはこちら
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