東急は5月17日、ホテル・旅館、グランピング施設など、全国の多様な宿泊施設を定額制で利用できる回遊型宿泊サービス「TsugiTsugi(ツギツギ)」を正式事業化、個人利用者への販売を開始した。都心部やリゾートを気分やライフスタイルに合わせて巡る新たな暮らし方の定着を目指すサービスとして、2021年から実証実験をスタート。2年間の実証実験期間を経て、事業化が決定した。
これまで宿泊施設では曜日偏重や季節変動性などによる未稼働客室の活用についての課題があった。実証実験ではこうした課題に対し、同サービス利用者が曜日やシーズンを問わず全国を回遊することで、オフピーク送客につながる結果を得たという。
また働き方の多様化により、ワーケーションに代表されるような“普段の生活の中に旅を取り入れる”という宿泊ニーズにも対応。オフピーク送客という宿泊施設側の課題解決だけでなく、新たな宿泊ニーズの充足という、双方にとっての価値提供を両立できるプラットフォームを目指すとしている。
個人向け販売プランでは、2泊(23,980円)、30連泊(299,800円)など、その日の都合や、その時々の気分に合わせて全国100以上(2023年5月17日現在)の宿泊施設に定額で宿泊できる。今回新たにChatGPTを活用した旅先や宿泊施設選びなどの相談ができるAIコンシェルジュ機能「旅先こんしぇるじゅ」も導入された。
また同日、出社でも在宅でもない、新たな働き方として「旅するように働く」ことを提案する法人向けプランの販売も開始。各企業のニーズに合わせた最適なプランを個別にフルカスタマイズで提供するという。
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